見出し画像

WCB ザ・テクニシャン

WCBとしては2つめのサワー銘柄で、「ファンキーなケトルサワー」らしい。ファンキー……どういう意味かはボヤッとしかわからんな…。

うーん、乳酸菌の香りが強め。乳酸菌大好き人間、サワーエール大好きな私としてはこの時点でポイントが高い。それもケトルサワー特有の鋭く強い乳酸の香り。この時点で、だいぶとツバが湧いてくる。

そこに加わってくるのがライム。
青くてフレッシュで香りが弾けてるから、搾りたてライムを使うカクテルをどことなく思わせる。

口に含むと、アロマがフレーバーになって、口に充填&充満。酸味の幸せを感じる。

他に入ってるココナッツとかはよくわからない……
あ……しかし、後味でシナモンの香りがほんのりと漂ってくる。
そこを手掛かりに探るとココナッツやカカオも混じっているようではある。
こういうちょっとした風味を少しずつ重ねて、全体が単調にならないようにしている気がする。

画像1

全体としてはケトルサワー特有のしっかりとした酸味。
そこに際立つライムを加えて、全体がキレキレなライムサワー。
単調になり過ぎないように、その他のカカオなどのフレーバーで
こっそりと隠し味…といったところでしょうか。

計算されてコンセプトがしっかりしたビールだ。流石。


WCB ザ・テクニシャン
スタイル:サワー
都道府県:静岡県静岡市
醸造所:ウエストコーストブルーイング
原料:麦芽、ホップ、ライム、ココナッツ、カカオニブ、シナモン
アルコール度数:5.5%