クスクスを食べてみよう

毎度、皆さんこんばんは。
最近は食べそうで食べないものを…といいつつ、山菜などというメジャーなものを美味しくいただいてしまい申し訳ございません。

今回は心を入れ替えて、名前は聞いたことあるけど見たことも食べたこともなさそうな食品をチョイスしました。

クスクスです。

極簡単に説明すると、小麦粉を極小粒に丸めたような食材。
北アフリカが発祥でそこから中東やヨーロッパ、ブラジルあたりまで広く食べているそうな。
アフリカあたりだと、日本の米にあたる主食食材でもあるっぽい。

日本では輸入食品店で真空パックの乾燥クスクスが購入できます。
成城石井とかでは調理した惣菜タイプも売ってられているとかなんとか。
知らんけど。

はいはい、それでね。私はね。やまやで買ってきたんですけどね。
買ってはみたものの調理法はわかりません。
調べて見ると蒸して炊くらしいんだけど、我が家には蒸し器がない。

まぁ、パスタの一種と考えれば茹でれば食えるはず……。
パッケージにも茹でてOKって説明があるわ。大丈夫だ、問題ない。

はい、茹でました。

説明に従いオリーブオイルとバターを入れて食べてみたが…。
そんなに美味しくないな！
……だって茹でだから。いや、茹では関係ない。

そりゃあ白米やらパスタにオイルとバターかけただけで食べてるようなもんだから、美味しくなくて当たり前か。
おかずをつけるなり、ソースを絡めるなり何なりは必要である。

しかし、茹でてみてどういう性質の食べものかだいたいわかった。

■粒状のスパゲティ性質
プチプチモチモチとした素晴らしい食感。クスクスの一番の特徴はこれ。
芯が残ってない綺麗な玄米のような雰囲気。
食味は小麦とジャガイモの中間のような味わいで、これはさすがに白米には劣る。
　　　　　　　　　　　　　　
■白米のお粥的な性質
汁がよく絡む。特に煮た時と炊いた時。
炊いた白米は煮ると溶けるがクスクスはほぼ溶けない。

それで何だといいますと、ものすごい使い出がある万能食材なんですわ。
白米のように茶碗に盛って漬物と合わせる…のは難しいものの、カレーライスのような料理ならOK。チャーハンやドリアにも使うなら、むしろ米よりいいかも知れぬ。炊き込みご飯的にスープで炊いても美味い！主食系どんと来いである。

しかも茹でたものをサラダに加えてドレッシングかければ、これまた美味しい。レモン＋ガーリックと唐辛子ソースにスパイスとか超美味そう。

味付けは洋風か東南アジア系スパイスが特にヨロシ。

そして、何が素晴らしいってあなた。
適当に洋風スープを作ってですね…

ここに乾燥のクスクスをぶち込んで10分くらい煮れば、そのまま料理になるわけです。超お手軽で超便利。米を炊くのが面倒な時にも重宝しています。

オススメ度：S　　（クスクスを常備するようになりました）

おまけ。
実はクスクスは炊飯器で炊けます。
クスクス1カップに対して水1カップ。あとは好みでオリーブオイルやバターを入れたりしてスイッチオン。
クスクスはかなり膨らむので２～３合炊いたくらいに膨れます。