ストーン・リッパー
醸造メーカーは老舗ストーン醸造所。しっかり苦く軽めのペールエール。
おなじみの悪魔(ガーゴイル)の上に書かれた文字はサンディエゴスタイルペールエール。
つまり西海岸スタイルなのでホップマシマシで苦み効いてるぞと。
そうおしゃるわけだな、そうなのね。
注いでみるとストーン特有の香りがベースで、ちょいオレンジとライチとパッションフルーツとピーチなフルーツ群と、ヤニヤニな樹脂系の二本立て。
ゴクッとやると、強調されたホップフレーバーメインのインパクト。
反面、ボディはかなりの軽さでセッションの1歩手前くらい。
ややカラメル系でほんのりとした甘さはあるが、かなりキレキレ。
味の要素は違うが組み立ての印象はブリュ―ドッグのパンクIPAを思い出すモノが。
苦みは成分自体はそこそこだがボディが軽い分、際立ちますわ。
温度を少し上げると、甘さとオレンジ系樹脂系が少し増すんだが、これはもうキンキンのゴクゴクでいいんじゃないかな。いやでもちょっとゆっくりでホップも味わいつつかね…くらいのセッションPAに少し寄せたようなあたり。