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デランケ・イクスイクスイクスビター

昔話になるが、クラフトビールが日本で大流行を始める前、ベルギービールの中にも世界的な流行を受けてか、華やかでホッピーな銘柄が見られるようになっていた。
例えば、グーデンカロルスのホップシンヨール、デランケのイクスイクスビター、フブロン・シュフ等々。その後、デュベルのトリプルホップやトルバドールマグマとか、まぁ色々と出てきた。私はインポーター事情に精通してないので、タイミングの誤差はあるかもしれないが、まぁまぁ流れはあってるはず。ちなみに今名前を挙げた銘柄3つはどれもめっちゃ美味い。

そんな銘品の「イクスイクスビターからイクスが1つ増えた(さらにホップ増量した)銘柄が出た」…とビール屋さんの店頭で教えていただいたので即購入。750mlしかないって話だけどままええわ。

イクスイクスビターはめっちゃおいしいですからね。イクスイクスイクスビターも当然美味いだろう……と思ったけど、かなり合わないビールだった。正直。いや不味いわけじゃなく。

苦みがすっごい。もうほんとすっごい。強くなってる。すごい葉っぱの味。龍角散。苦い。IBUも高いんだろうけど際立つ苦み。IPAとも違ってクッソ苦いラガーのような際立ちっぷり。
そして香りは良い。すっごいアロマ。アロマホップふんだんに使ったんだろうな。

あー、苦い。ほんと苦い。
かなり温くしたら甘くなるかな?
と思ったがあったかくしても苦い。

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1.1倍のビタリングホップと3倍のアロマホップ、つまり計2倍のホップフラワーを使用して年に一度醸造された特別なビールです。

つまり1.1倍と3倍で2倍じゃないぞ。俺たちは1+1で200だ!10倍だぞ10倍!

ベースが好きなビールでも、プラスアルファですっごい苦手になることあるよね。絶好球から少し外れるから違和感が凄いのかなんなのか。

イクスイクスイクスビター
スタイル:ゴールデンエール
国:ベルギー
醸造所:デ・ランケ醸造所
原料:麦芽、ホップ
アルコール度数:6%