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できない子はビールを飲む note版

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4000銘柄以上のビールを飲んできたビール愛好家が書いてる感想兼備忘録の何か。300銘柄を超えて400へ。
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2021年5月の記事一覧

ファウンダーズ・マスアガヴェ・グレープフルーツ

今回も美味い。私が2021年に飲んだ中で一番のお気に入り。 テキーラ+グレフルの甘酸っぱいカクテル的ビールとバレルエイジの濃い味のミックス。アガベっていうのはテキーラの原料「リュウゼツラン」のことです。 実際、メキシコで人気のあるテキーラ+グレープフルーツ+塩の「パロマ」というカクテルにインスピレーションを得たとかなんとか。 具体的にはインペリアルゴーゼを作り、アガベと海塩と一緒にテキーラ樽に入れてエイジング。そしてグレフル果汁を加えてフィニッシュした製法らしい。原料にラ

ビアへるん・ビスケットヴァイツェンボック

ビスケットモルトを使った限定品のヴァイツェン。 ビスケットヴァイツェン大好きマンとして買わずにはいられなかった。 というか大好きマンっていうほど、世の中にビスケットヴァイツェンは売られてないんですが。もっと流行れ。 ビスケットモルトの味って香ばしいっていうのとはまたちょっと違って……いや香ばしいんだけどさ。ビスケットっぽい味を香ばしいというのかどうか。クッキーとはまた違ってまったりしてる麦芽の味わいなわけで。まぁ、ボックってくらいだからしっかりまったりしてます。 ヴァイツ

アンカー・オールドフォグホーン

 「世界で最も素晴らしバーレイワイン」「ビール界のコニャック」と呼ばれているとかなんとか。ほんとか?ほんとにか?英語で検索しても出てくるか?出てこないんじゃないのか?そういう謡い文句って日本だけで見るやつ結構多いからな! それはともかくとしても、コニャックというのは良い例え。 アルコール混じりの熟成フルーツの香りが凄いんだわ。ピーチ、デーツ、レーズン、マスカットにメロン?レーズンとメロンが特に印象的かも。しかも熟し方が綺麗で薫りがスッキリとしている。フルーツ醸造酒を蒸留した

ワイマーケット・イエロースカイペールエール

はい、ビールの時間です。柚子ビール大好きマンです。おはようございます。 今回はワイマーケットのイエロースカイペールエール。アメリカンPAスタイルのパープルスカイペールエールをベースに柚子皮をたっぷり漬け込んだそうで、最近レギュラー銘柄になったとか。柚子ビール大好きマンとしては飲む前から期待が高まり、涎がしたたりますわな。 とりあえずの香りは意外にも抑えめ。 口に含むと柚子の香りがふわっと漂う。ホップの柑橘系の香りも3割ほどあるけど柚子が優しいですね。 苦みはしっかり存在して

ワイマーケット・ルプリンネクター

名が体を表すヘイジーIPA。 ホップのフレーバーが強くとってもトロピカル。シトラス、マンゴー、ピーチ、その他もろもろにトロピカルフルーツ。ほんとにトロピカル。 そしてまったりした口当たり。 これが凄い。かなりスゴイ。ほんとに桃ジュースかと思うようなミルキー&ジューシーさ。ほら、こういうネクターとろとろぐちゅとろ系のドリンクやらフルーツジュースって基本的に甘いじゃないですか。だから、この舌触りと喉越しを感じると脳みそが「これは甘いよ」と囁くんだが……実際は甘くない。 甘露!

キングス・キリンギットフォルニア

色んなクラフトビールが出る中で、2020年後半あたりから一番気になっていたのが「スムージーエール」というスタイル。いや、最初に出てきた時はスタイル未満だったけど。 その名の通りドロッドロしてるらしいし、ジッサイ=TLに流れてくる写真もドロドロしてる。 ニューイングランドIPAを初めて知った時の驚きに近い。 そしてまた、NEIPAの流行が始まった時と同様に身近で売ってる場所はないし、通販サイトも売り切れ売り切れで手に入れられないし、近くにビアバーが無いし、手も足も出ない状態で