マガジンのカバー画像

できない子はビールを飲む note版

382
4000銘柄以上のビールを飲んできたビール愛好家が書いてる感想兼備忘録の何か。300銘柄を超えて400へ。
運営しているクリエイター

2019年12月の記事一覧

ストーン・リッパー

醸造メーカーは老舗ストーン醸造所。しっかり苦く軽めのペールエール。 おなじみの悪魔(ガーゴイル)の上に書かれた文字はサンディエゴスタイルペールエール。 つまり西海岸スタイルなのでホップマシマシで苦み効いてるぞと。 そうおしゃるわけだな、そうなのね。 注いでみるとストーン特有の香りがベースで、ちょいオレンジとライチとパッションフルーツとピーチなフルーツ群と、ヤニヤニな樹脂系の二本立て。 ゴクッとやると、強調されたホップフレーバーメインのインパクト。 反面、ボディはかなりの

ストーン・エンターナイトピルスナー

ストーン醸造所のホッピーピルスナー!あのロックバンドのメタリカとのコラボ! あのメタリカですよ……名前は俺も聞いたことはある。音楽は知らない。すまない。 グラスに注ぐ瞬間からスパイシーなホップのアロマが立ち上りやがります。 花、胡椒、少しのグレフルと樹脂とミント。あー、これホッピーピルスナーかな。そうだよなー、普通のピルスナー出してくるわけないよなー。 口に含むと、案外とモルトが効いてる。 香りにあったフレーバーだけじゃなく、さらに桃とかマンゴーっぽい要素やレモンの風味も

オルヴァル修道院・オルヴァル

弾ける香り!ビア!オルヴァル! 今回は海外ビールの中でも特に好きなオルヴァル。 ベルギービール好きな人にはおなじみのトラピストビール。 なんといってもオルヴァルは注いだ時の香りが良い。 華のような香りや白のスパークリングワインとかシードルのような果実の香りが弾ける。 弾けるのだ。 昔は「ドライホッピングをしたビールってどんな風になるの?」と聞かれたときに「とりあえずオルヴァルを飲め」みたいに答えてました。今はもう、ドライホッピングも珍しくなくなりましたけど。 ボディ

ハイランドポートブルワリー・最前線第6号

まいど、ビールのお時間です。 ビールの情報量が多すぎる!(謎という意味で) ハイランドポートブルワリーという名前からアメリカビールかな? と思うじゃん。違うんか? そうや、違うんや! 福島県のブルワリーで!西郷村(にしごうむら)ってとこにあるんや! 2018年に醸造スタートしたブルワリーさんで、しかも醸造師さんは気象予報士の資格をもってらっしゃるそうです。そういえばラベルが天気図だし、気象予報士会限定ビールとか書かれますね……。 はい、味はね……ラガーだな! ちょっと

エビスビール・フレンチピルス

今回はエビスビールの限定品、フレンチピルス。白ブドウ系爽やかエビスビールです。 エビスビールはフランス料理の巨匠ジョエル・ロブションさんとコラボビールを毎年(だっけ?)出してましたが、今年ロブションさんが逝去されたため、このフレンチピルスが最後に手掛けたコラボビールになるそうです。 フレンチピルスと言う謎単語が気になるんやけど…。 フランスのシャンパーニュ産麦芽を使って、白ブドウ的な香りのネルソンソーヴィンホップと、シトラホップを使い、フレンチのエッセンスを組み合わせたの

ボディントン・パブエール

今回はクリーム紅茶みたいなボワッとした味わいのイングリッシュエール。 近所のやまやに入っていたボディントンパブエールです。 うわ………。このビール仕入れるとかチャレンジャーだな、やまや。 大丈夫かやまや。 ボディントンパブエールが不味いって事じゃなく、どこをどう味わうか知ってないと楽しみにくいビールだから。 まず始めに、軽い……というか薄い。 そして炭酸が無い。とろとろ泡の窒素ビール。 あとなんか薄い。 クリーム紅茶みたいな味わいのビールなのよ。 普通のビールとはコンセ