通信制大学院 博士前期課程 英語学専攻2年目②

 新型コロナウイルスの影響で3月より5月中旬まで、2か月間の休校を強いられた中で、自分は本当に何をすべきか苦悩をした。また、前期課程で学修していく中で、後期課程への進学というものを意識するようになった。

 8月、修士論文中間発表会の際、専任の、後期課程も担当している教授に相談をしようとするがオンライン開催が決定したため、教授にオンライン面談を依頼。人数に限りがあるので、約束はできないが、受けてみるのは構わないという返事。

 12月、修士論文の改訂をしつつ、後期課程の出願書類を揃える。願書、卒業証明と成績証明と修士論文の写しはそのまま進学すれば不要。研究計画書に関して、新型コロナウイルスの影響でできなかった、「疑問文を作るパターンプラクティスが即興的なやり取りに与える影響」を行うよう、前期課程で学んだことをベースに書き上げる。そして、1月中旬、出願開始と同時に郵送。

 2月の第二土曜。現地での試験。後期課程は前期課程とは違い、2月の現地試験のみ。午前は筆記。1問は英語で自分の研究計画について述べる。もう1問はTask-Based Laguage Teachingに関して、5つのテーマから2つ選び、日本語もしくは英語で述べるというもの。午後はこれらを元に50分間の面接。試験官は3人。英語学、応用言語学、英語教育学の専門の方々。前期課程とは違い、相当突っ込まれる内容だった。

 翌日、Zoomでの口頭試問。指導教官が主査として進行し、英語教育学専門の方と教育心理学専門の方が副査として質問してくる。前者からは、帯活動というものがどういうものなのかもっと説明した方がよいということ、後者からは正確性の分析が間違っているということだった。

 翌週、後期課程の合格通知が届く。

 3月、前期課程の修了が確定。選択科目は談話分析がB、残り2つはAだった。談話分析に関して、レポートが多かったので、どんどん作成したため、1つ目のフィードバックを受ける前に改善点がある2つ目を提出となってしまい、合計点が下がってしまったためと思われる。

 ここで専修免許状への書き換えが起こるが、これは4月以降になる。しかも、自治体に提出するのが早すぎたため一度書類が戻ってきてしまい、郵送料が無駄になってしまった。学部卒と同時に1種免許状の交付が大量にあるため、我々のようなパターンは、少し間が空くそうである。各自治体の受付期間を確認すべし。

 後期課程は2021年の4月に始まったばかりのため、またいつの日にかお伝えしたい。

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