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男も日傘!今年の夏から日傘男子というか日傘おじさんデビュー

こんな良いものを女性だけが使うなんてズルい!これが、はじめて日傘を通勤に使ってみての正直な感想。

観測史上最悪とまで言われる酷暑な2023年夏を生き延びるには、男にも日傘が大事なアイテムだと身をもって感じた。可能なら是非とも日傘男子・日傘おじさんになるべきだ……と、強くオススメしたいところ。

毎日のように36°Cとか37°Cという洒落にならない気温——照りつける日差しがもはや熱いというより痛く、外出には命の危険さえ感じる。いくらかでもこのシャレにならない暑さをやり過ごす方法をいろいろと試す中で、『男の日傘』にもトライ。結果は大正解だった。


『自分専用の日陰』を作ってくれる幸せ

とんでもない日差しの中を移動していると、建物や樹木の日陰に入るだけでスッと体感温度が下がり、いくらか楽に感じる。体感温度が全然違う。

実際に街を歩いていると、日陰のところばかりに人が多く歩いている。日傘は言ってみれば外出中に『自分がいるところを常に日陰にする』アイテム。正午近い時刻で影がほとんど無いとき、交差点など遮るものがなくてただひたすら直射日光を我慢しなくてはいけない時でも、日傘さえあれば日陰を作ってくれる。

「たとえば、真夏の昼下がりに日射しが当たる頭髪の温度は55℃前後に上昇しますが、日傘を使うと40℃前後に下がります。15℃も低くなるので熱中症になる危険を大幅に下げてくれます。帽子も頭部への直射日光を防いでくれますが、頭に汗をかくとむれるので、日傘の快適さにはかないません」

“日傘男子”は4%、専門医が熱中症対策に日傘を薦めるワケ - Weather News

上記記事を見ると日傘で直射日光を遮るだけで、頭の温度は劇的に下がる。しかも実際に使ってみると帽子と違ってムレないと快適さが断然違う。(ちなみに帽子は作業するとか写真撮影するなど、どうしても両手が塞がってしまう場合にはとても大事だ)

僕は夏用として10YCのキャップを準備していたので「コレで大丈夫じゃないか?」と思っていたのだけど、さすがに連日35〜36°Cという常識はずれの酷暑、刺すような強烈な日差しなピーク時は日傘の方が圧倒的に良い感

『男の日傘』に対するネガティブ意見は無視に限る

いままで日傘といえば、女性だけが使うものという感じだった。美容の対的な日焼け防止・紫外線カットをするのは大事だから……と。そんなことから、男性が日傘を使うことに偏見とか、ネガティブな意見を同僚が持っていたり、SNSなどで目にすることがあるのも事実。

ただ周囲を気にするあまり、日傘を控えて結果として自分が暑さで不快な思いをしたり、果ては熱中症で苦しむことになったとしても、ネガティブな意見を言った人たちは何の責任もとってくれない。あんまり気にしても仕方ないというか、無視して構わない。

手に入れたのはWpc. IZA Light & Slimというヤツ

僕が今年の夏に手に入れたのは、Wpc. IZA Light & Slimという晴雨兼用の折り畳み傘——つまり日傘の他に雨用の傘としても使えるので、夏にありがちな突然の夕立ちのときにも役になってくれる。コンパクトなので、鞄の中に入れておけば何かと役に立ってくれそう。

シンプルでユニセックス、アウトドア用品のような雰囲気のデザインなので、男の持ち物として不自然な感じはまったくない。なお、カラバリがいくつかある中で、明るめなオフ・ホワイトを選択——暗い色に比べて少しでも日差しを反射してくれるのではないか?という期待感から。

ちなみに僕も男性用日傘を使うのは初めてなので、今回のチョイスに関してはまず『お試し』な感じもある。日傘を購入してしまった後から見つけたのだけど、ハンズのブログ記事とか参考になりそうなので、以下に紹介しておく。

最後に

やや強めに男性の日傘についてプッシュする文章を書いてしまったが、別に何か裏があるわけではない。それだけ2023年の夏の暑さはビックリするほど厳しくて危険ですらあり、日傘を使うだけでもかなり効果があると身をもって実感した経験をシェアしたかったということ。

特別なこだわりがあって日傘絶対NGという方に強要する気などまったく無いが、「どうしようかな、日傘を使ってみたいが周囲の目が……」というレベルの思いであれば、正直ドーンと背中を押したい。男子もオジサンも、日傘はイイぞ!

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