2021年宇宙の旅

BIG SHEEP CULTURE MAGAZINEを始めます。BIG SHEEP CULTURE STOREというオンラインショップをがオープンしまして。それにまつわる雑記というか駄文のようなものです。

TVではコロナウイルスで大変だ、誰が死んだと悲しいニュースばかりで、ニュースサイトやSNSではくだらないゴシップが溢れている。そんな中私はなんとか情報の濁流の中で面白いものを探しては贖い読み、聴き、観て、飾って、着て、心を動かしている。コロナウイルスの影響で働き方が変わったり変わらなかったり不満だったり満足したり、太ったり痩せたり疲れたり寝たりして生きている。

ふと気付くと全く不要不急のカルチャーを求めていた。小説、エッセイ、CD、レコード、DVD、洋服、フィギュア、ポスター等々私が無駄だ無意味だと排除して求めたものは全て無益で無用なモノであった。給与が上がるような即効性もなければ、生産性もなく怠惰な趣味だった。コロナ禍において現実が非現実的になっていく中で、それは逃避行かもしれない。夢を見ているのかもしれない。ただそれでも求める気持ちが強くなっていった。塊の物欲と好奇心で周りが見えなくっていた。

私はミニマリズムもミニマリズム的な思考も大嫌いである。ミニマリズムは下品だ。ミニマリズムはつまらない。ミニマルな人間のミニマルな日々のミニマルな了見が気に食わない。とにかくモノを贖い、モノを消費して、モノの中で生きていく。それこそ人間のあるべき姿である、と私は考えている。

心が動くかどうか。ギークでナードないわゆるオタクは心を動かすことに必死になっている。狂気ともいえる偏った情報やグッズやコンテンツ手に入れては消費して乱舞する。あなたは何かにオタクしてるか？オタクなあなたと話がしたい。

我々の忙しい日々に、少しでも心が動くようなものを古今東西から探しては載せてゆきたいと思う。偏った特集を組んでみたいなと思う。誰も欲しくないようなものを誰よりも真剣に集めたいと思う。

それこそが人間のあるべき姿である。
私が店主のレコメンドおじさんです。私の極めて個人的なレコメンド欲を爆発させる場所にしてゆきます。反断捨離‼︎ 皆様どうぞよろしく。