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ブレストにギャルをぶっこむ斬新さ

ブレインストーミング、通称ブレスト。
アイディアを生み出すための「集団発想法」のことで、何人かのグループでお題に対してひたすら付箋を貼りまくって話し合う、あれです。

おそらくみなさんも仕事や学校でやったことあるのではないでしょうか?

私も人生で何度かやったことがあるんですけど、あれってやらされてる感半端なくないですか?
仕事とかで仕方なく付箋にいろいろ書き出して見ますけど、正直周りに笑われない程度のありきたりの考えを書き出してばかりだった気がします。

グループが同期や友達など普段から気兼ねなく話せる間柄ならまだしも、あまり面識のない人や役職の違う人がいるともう自由な発想なんて出ません。
ありきたりなことを付箋に書くだけの時間と紙の無駄遣いな会議になります。

そんなブレストをぶっ壊すべく「ギャル式ブレスト」というものが爆誕したらしいです。
ギャル式ブレスト。これだけでかなりのパワーワード。
ギャル×ブレスト、濁音が二つ入っているのは男心をくすぐられます。笑

話を戻しますが、「ギャル式ブレスト」とは文字通りブレストにギャルを突っ込むものです。
これを今朝やっていた情報番組で知ったのですが、導入した企業には「三菱鉛筆」や「東急建設」などの大企業もやっていました。
気になって調べてみると三菱鉛筆が「ギャル式ブレスト」を実施した際の記事がありましたのでご紹介します。

流し読みで目に入ったのはギャル式ブレストのバリューについての図。
背景のこまごまとした文字をぶっ潰すように「ギャルがぶっちゃけた意見をくれます」、「ぶっちゃけられる環境を作ります」の二つのバリューが打ち出されています。

これほどギャル感の伝わる図はないと思う。笑
ギャル本人が作ったのかはわかりませんが、一目で斬新な会議になるんじゃないかという期待が出てくる天才的な図だと思います。

ではどんな感じで「ぶっちゃけられる環境」を作っているのか。
記事内ではギャル式ブレストのルールが以下のように記載されていました。

ブレスト中は「敬語禁止」、「あだ名で呼び合う」というルールを設け、障壁なく話しやすい雰囲気を徹底。

これは絶対ギャルがいないとできない。
あなたの職場のブレストで想像してみてください。
上司や部下にあだ名でため口で話せますか?

なんなら三菱鉛筆はこの会議に社長まで出席していたらしい。
社長相手にあだ名、ため口とか無理。
飲み会で親交を深めようと無理にお偉いさんが砕けた感じで来るじゃないですか。あれ、お互い苦痛ではありません?
ルール付けたってそれと同じ感じで苦痛でしかないでしょ。

めちゃくちゃ楽しそう。
というかカオスすぎるww

会議の場にちらほら見えるギャルの画面だけで面白い。
これ対面ではなくオンラインじゃないですか。
ていうことはですよ、画面に向かって一人で変顔とかやってるんですよ。
おそらく社長までもが。

ギャル恐るべし。笑

私は参加したわけでもないので、実際の参加者がどう思いながらやっていたかはわかりませんが、通常のブレインストーミングとは全く違うものだったとは容易に想像がつきます。

記事内でも斬新な発想がいくつも出てきたと書いてありますが、ここまでカオスな会議になればそれも納得ですね。

私は経理職で企画会議などの経験をしたことはありませんが、機会があるならいつか「ギャル式ブレスト」に参加してみたいと思いました。

また、「三菱鉛筆」、「東急建設」がギャル式ブレストを経てその後の動向も気になりますし、ギャル式ブレストのファシリテーターのギャルの方々もここからどのようになっていくかもとても気になります。

いつか企業の採用枠に「ギャル式ブレストのファシリテーター」なんてものができるかもしれませんね。

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