フランス人は10着しか服を持たない
今年やりたいことがいくつかあって、その一つに毎日ワイシャツで過ごす、というものがあります。
毎朝何を着るのか考えるのが面倒くさいのと、無駄に増えた服を整理したいということで夏が過ぎ次第始める予定です。
自分の中でどうやろうか、とかマインドセットはしているつもりなんですけど良い機会だと思い前から気になっていた本を読むことにしました。
それは「フランス人は10着しか服を持たない」です。
一時期ちょっと話題になり気になっていましたが内容は一切知りませんでした。
タイトルでミニマリスト的な本なのかなと思いつつ読んでみるとどうやら違ったようです。
内容としては、アメリカカリフォルニア出身の著者が半年間パリでホームステイをした際、ホームステイ先のマダムシックの生き方に感銘を受け、より良い生活のためのヒントをまとめたものでした。
服とかミニマリスト的な話じゃないんかい、と思いつつもマダムシックの生活は確かに見習いたいと思えることも多く、気づいたら読み終えてました。
様々な生活の知恵が書かれていて「これは実践できそう」、「いや、これは経済的に余裕があるからだよねー」などあったのですが、一貫している考えと感じたのが量より質を重視すること。
例えば本のタイトルの「服を10着しか持たない」。
これは無駄に服をたくさん持つよりもお気に入りの10着に絞った方が1着1着に愛着を持て長く着れるし、いつでも最高のあなたでいられるということでした。
他にも一回一回の食事を大事にしていて、フランス人は間食や歩き食いをしないんだそう。
間食をしないでお腹を空かせていれば食事が待ち遠しくなる。
間食でスナックなどを食べないから一回の食事のカロリーなどを気にすることもなくただただ美味しい食事に集中できる。
アメリカ人はカロリーの高いものを食べると「こんなに食べたら明日はジムで頑張らないとな。hahaha」
みたいになるんだと。笑
そもそもフランス人はアメリカ人ほどジムに通わないんだと。
というのも家事や移動など日々の生活で身体を動かすんだと。
掃除や雑巾掛けをしっかりする、あえて階段を登るそういうことを心がけているからあんなに美味しいフレンチを日々食べていても肥満体系が少ないらしい。(いわゆるフレンチパラドックス)
色んな生活を豊かにする考えが載っていたので細かく紹介することはしませんが、簡単そうでむずかしい量より質という考えをもって生活していきたいですね。
単純なアメリカ人とフランス人の対比が面白かったので機会があれば読んでみてはいかがでしょうか?
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