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進化を作る!コーチングの「質問の力」

みなさんこんにちは!
今回は、コーチングの「質問の力」と題してnote書きます!

自己紹介します!

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名前:HIROKI
生年月日:1995年11月
現在、マーケティング系の会社でAIやDXを推進する営業と事業開発を担当。
3月からは、自分にコーチをつけることを決意し、定期的にコーチングを活用。
NLP認定プロフェッショナルコーチ取得。


今回は、あえてNLPというコーチング流派の観点からコーチングの基本である「質問」が、なぜクライアントの目標達成を実現できるのかをお伝えします!

コーチングとは?

「質問の力」の前提に、そもそもコーチングとは?というところから説明します。
コーチングは、流派によってもやや説明が違いますので参考までに以下に記載をします。

・コーチは古い英語からきている
・「動いているもの」が語源
・コーチングはアウトカム。つまり目標や達成したいことに向かうことで解決思考。
・コーチングのゴールの1つは相手が本当は何が欲しいかを明確にし、そこに進むこと
・コーチングは、人が何が欲しいかを明確にし、自分一人ではいけない速さでゴールに向かうことを手伝うこと
・カウンセリングと勘違いしやすいが、カウンセリングは過去に目を向ける。コーチングは今と未来に目を向ける
・コーチングでは、「答えはクライアントの中にある」という考えを持つ
・コンサルティングがコンサル側に答えがあるという考えを持つなら、コンサルの逆の立場を取る

こんな感じです。
少なくとも、クライアントの進化を作り、答えはクライアントにあるという考えは概ね共通の考えだと思います。

コーチは、「動いているもの=次の場所へ移動する」と語源から、
以下のように使われていたりします。
・例えば長距離バスを「モーターコーチ」と呼ぶ
・エコノミークラスを「コーチクラス」と呼ぶ

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アメリカでは、コーチングは歯医者感覚で利用されている

コーチングは、アメリカが発祥とされていますが、そのアメリカではコーチングは歯医者感覚で多くの方が利用しており、「自分自身にコーチをつける」は当たり前の感覚です。

マイクロソフトの創業者であるビルゲイツも、
「全ての人にコーチは必要である」とTedで語っています。

アメリカでは、48%の経営者がコーチをつけていると言われており、
一方で日本は18%と言われています。

コーチングが多くの人に利用されている理由

コーチングは、上記に記載の通りアメリカをはじめ全世界で広まりつつありますが、その理由は明白で、コーチングがクライアントの結果を作ることができるからです。
特に、自分一人で考えていると同じ視点ばかりで物事を考えてしまいますので、行動も制限され、よい結果を生み出しづらいです。
しかし、コーチングは、自分では気づけない新しい視点に気づくことができることから、新しい行動を生み出し、新しい結果を作ることができるのです。

コーチングで進化を作る「質問の力」

それでは、ようやく本題ですね。(前置きのほうが長いのでは、、)
今回は、NLPというコーチング流派の考え方としての進化の作り方を記載します。

多くの流派でコーチングは質問をすることでクライアントに新しい視点を与えることをします。

その仕組みをお伝えします。
(NLPとは?ということについては後日記載しますがググれば簡単に出てきますよ!)

結論、進化をつくり最高の結果を生み出す方法は
質問→焦点→脳の空白化→RAS発火→脳の空白が埋まる→新しい気づきが得られる→新しい行動が生まれる→新しい結果がつくられる
という流れです。詳しく解説します。

〜質問が新しい行動、そして結果を作る仕組み〜
①意識は同時に2つのことを捉えることができない
私たちは、原則として意識を同時に2つのことに向けることはできません。
つまり、意識は1つのことにしか目を向けることはできないのです。

②「質問」を通じてクライアントの焦点を動かす

意識は1つのことにしか目を向けることができないので、私たちは今も何かしら1つのことだけに焦点があたっています。
だからこそ、「質問」を通じてクライアントの焦点を動かしていきます。
つまり、コーチングにおいては、この1つしかない焦点をどこに向けるのかがポイントになります。

③普段意識をしないことや答えがすぐにでない質問によって、1つの焦点が作りだされると同時に脳に空白ができる

コーチはクライアントが普段意識をしないことに対して質問をします。
例えば、「好きな食事は?」という質問は意識的な部分への質問であまり効果はありませんが、
「あなたにとって成功とはなんですか?」という質問をすると、多くの方がすぐに答えを出すことができません。
これは、普段意識しない部分に対して質問をしているからです。
このすぐに答えることのできない潜在的な部分に対する質問が効果的な質問です。
この無意識に働きかける質問は、脳にわからないことを作らせています。
それにより脳に「空白」が生まれます。

④脳は空白を埋めるために、脳の自動検索機能を働かせる
脳はわからないこと(空白)が生まれると、答えが出るまで無意識レベルで考え続けます。
なぜなら、脳はわからない状態を嫌がるからです。
ミステリードラマの犯人が気になって次回も見たくなる。有名な俳優の名前がふと出てこなくなって検索したくなるといった現象はまさに脳がわからない状態を嫌がっている状態です。
しかし、この状態がとても重要なのです。
脳は空白の状態を埋めるために、RAS(脳幹網様体賦活系)という脳の機能が空白を埋めるための情報を取得しようとします。
RASは、必要と考える情報のみを取得し、不要な情報はシャットアウトする機能を持ちます。
例えば、「転職したいけどどういう業界や会社がいいんだろう」という問いがある方は、これに対して脳に空白ができます。そうすると、RASがこの問いに対する答えを収集するために転職に関連したデータを取得しはじめます。
転職活動をはじめたら、転職関連の記事が目についたり、街中の転職に関する広告に目がいくのはこのRASが関係しているというわけです。
このことから、仮にあなたが友人たちと街を歩いていても、一人ひとりの見える世界は違うというわけです。
→犬が好きな人は犬に目が行くし、子育てをしている人は赤ちゃんがいるとそこに目がいく

⑤脳の空白が埋まり、新しい気づきが得られ、新しい行動が生まれ、最高の結果が作られる。
RASの発火によって、自分に生まれた問いに対する脳の空白が埋まります。
結果、新しい気づきが生まれることで、クライアントは新しい視点を得ます。
このことから、クライアントの在り方が変化します。
そうすると、これまでとは異なる新しい行動が生まれ、最高の結果が作られていくということです。
在り方(Be)の進化→行動(Do)の進化→結果(Have)の進化

ちなみに、私は自分のコーチの山宮さんから、「自分のwant toだけで生きるのは楽しい。have toに時間を使うのはもったいない」という言葉を聞いたとき、私に「have toは時間の無駄」という気づきが与えられ、以降、自分の目の前に嫌なことや自分の好きではないことが起きると、「あっ!これはhave toだ。自分のwant toだけをやらないと」という気づきが常に与えられ、今では自分のwant toにフォーカスした人生を歩んでいます。
つまりは、私の在り方が変わったことで、行動が変わり、結果も変わったということです。

このことから、
脳に空白をつくることが大切であり、そのためにはそこに焦点を当てる質問が大切というわけです。
さらには、その質問が自分が気づいていない部分やすぐに答えが出ない問いであればあるほど、より大きな気づきを得ることができます。
結果として、新しい気づきによって新しい行動が生まれ、新しい結果がつくられるというわけです。
だから、私たちはコーチと協同関係を結び自分の気づかない視点を得ることが必要というわけです。

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質問は、あなたの進化を創り出す。

いかがでしたでしょうか?
今回はNLPと呼ばれるコーチング流派による進化の作り方をお伝えしました。
「質問の力」を感じていただけたのではないでしょうか?
私は自分自身にコーチをつけたことで行動が変化し大きな結果をつくることができています。
具体的にはコーチングを受け始めてから、スポーツ関係で関係性0のところからわずか2ヶ月間でセミナーを7回開催し、合計100名以上が参加してくれました。
もともとリスクを犯したくなく、人の目が気になっていたことで行動することができなかった臆病者の私がこのような結果を作れたのは、
紛れもなくコーチングを自分自身に取り入れたからです。


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