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エッセイその56. 成功するにはそれだけのわけがある:スターバックス(1)

赤ん坊と幼児だった娘たちと、仙川駅近くのスターバックスに行った時のこと。
カウンターから持ってきて、テーブルに置いたばかりの飲み物を、
長女が見事にひっくり返してしまいました。
たっぷりのホイップと共に、飲み物がぶちまけられ、
壁・床・テーブルも惨状に😭

あ〜あ〜あ〜😱

モップを借りに行きますと、

「こちらは結構ですから、他のテーブルへお移りになって、
どうぞごゆっくりなさってください」

と。
店員さんは握った掃除用具を手から離しません。

恐縮して他の席に移ると、すぐに こぼしたのと同じドリンクを持ってきてくれました。

えっ、あっ、すいません!
お金払います!

慌てても、店員さんは嫣然と微笑み、

「いいえ、結構ですよ。ごゆっくりお楽しみください」

とおっしゃいました。🥺

「お母ちゃんよかったね!」

おどおどしていた娘にも笑顔が戻りました。

「ばかもの、もっと気をつけなさいYO、もう〜」

と言いながらも胸がじんとして、このとき、20年ぐらい前ですかね、
「よし! 私はスタバについて行く!」 
と、頼まれてませんが、思ったものです。

甘いものが苦手な私は、頼むのは大抵決まっています。
フィルターコーヒー、違う、ドリップコーヒーです。
普通のブラックコーヒーに、ホイップクリームを加えてもらいます。

これが  んんまあぁ、ちゃんと言えません。

え〜。
え〜。
え〜と、普通のブラックコーヒーに、
えと、あの、ホイップを一回しゅっとお願いします。

毎回、毎回、これです。

一度でいいから、

ドリップコーヒーのホットで、エクストラホイップ。

って、言ってみたいですわ。
人品卑しからぬ、お金持ちの大人のマダムなのですから(嘘)。

このフィル・・じゃなくて、ドリップコーヒー。
レシートをとっておくと、安価でおかわり可能です。
待ち合わせ場所に使うことの多い私は、重宝させていただいています。

東京時代も名古屋に引っ越してからも、20年前のあの日に誓った約束を忘れず。
スタバの方では、私に約束されてることは知りませんが、
時間があるときに通りかかると、スタバに吸い込まれていきます。
忠義なしもべです。

甘いものをたくさんがぶ飲みしても、太らない夫と娘たちは、
スターバックスに行くと流暢に、

「なんとかをヴェンティで、なにをエクストラなんとかして」

ショットとか、なんとか、専門用語も使っておりますな。

次女の勤め先の隣にはスタバがありまして、
たまにお土産に、キャラメルフラペチーノの一番ちっちゃいやつ、
を買ってきてくれます。


私は数年前、シアトルに生徒を訪ねたとき、生徒がお土産に持たせてくれた、
You are here マグにはまってから、それのコレクションを始めました。

サウジから日本に来るプリンセスにも買ってきてもらいました。
自分でも、冬の日本バージョンを買いました。

セントレアに行くと、違うデザインと大きさの、日本の各県のマグもあるのですが、それを買うのは私にとっては「ずる」をすることですので、しません。
これから、行った先々で買おうと思っています。
コロナが終わるまで、待っていてねスタバ。


(これは、私の友人のJ Oに捧げる文章でもあります。
Jさん、全部読めたかな?
わからなかったところはメモして、来週質問してくださいね)


最後までありがとうございました。

続きます。

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