見出し画像

エッセイ396. 夜遊びの岐阜・名古屋(1)

8月の17日に出発し、今日、21日まで名古屋市に滞在しています。
目的は、岐阜県郡上市八幡町で催される「郡上おどり」で踊るためです。
お盆期間の徹夜踊りを避けた日程でしたが、急に決めたために郡上市内での宿がとれず、前から利用している宿泊のサプスクリプション、ADDressの施設を利用しています。

私は去年まで11年半、夫は単身赴任期間を含めて12年半名古屋市に住みました。転勤族ではなかったのですが、まさかの転勤で、でも1箇所にこの長い年月 住めたことは、貴重な体験でした。

娘たちは中1、中3になるタイミングで名古屋に引越てきて、大学までを過ごしましたので、アクセントも含めてしっかり名古屋弁の名古屋っ子。
私が下手なことを言うと、
「おかん、やめやぁ〜、うっざ!」
と言われてしまいます。
娘たちが長い休みに帰りたいのは名古屋で、会いたいのは中高大学、アルバイトの友達だそうです。
祖父母の全員が去年までに亡くなり、実家が無くなった我が家にとって、名古屋は帰省先のような位置付けになりました。

以下は、この短い夏休みの忘備録です。

1日目  8月17日 木曜日
午前10時に車に浴衣と下駄を積んで出発。
御殿場まで渋滞が続いたため、休憩はほぼ取りませんでしたが、宿に着いたのは午後4時になっていました。
チェックインして落ち着いてから、一人で宿を出て、前に住んでいた家の最寄り駅に向かいます。駅ビルの中のベーカリーカフェで友達に会うのです。この友人は、こちらに引っ越してすぐに入った畑塾の同窓生で、次女次男が中学校の同級生だったというご縁です。家も近く、帰省のときにはお互いに鳥や植木を預けあい、買い物や散歩、お茶友達でした。
会ってみると、10ヶ月の空白がなかったように、怒涛のおしゃべりで、2時間はあっという間。次はいつ会えるでしょう。

友人と別れ、「おかげや」で夫と合流します。
伊勢出身のお母さんの料理はどれも皆美味しくて、カウンターだけの広いお店では、そこで知り合った人とも話が弾みました。特に知らせることもなく行ってみて、もし休みだったらまたの機会に・・と思っていたので、営業されていて嬉しかったです。お母さんも元気そうで何より。

最後に、鶴舞で降りて、やんBARへ。
コロナが収まってきたせいか、名古屋市でマスクの人も少なく、やんbarも以前の賑わいを取り戻していました。主人のやんさんは大忙しでしたし、今回はお腹がいっぱいになっていたので、残念ですが名物の塩焼きそばは注文できませんでした。懐かしい雰囲気に浸り、日付の変わる前にやんbarを後にしました。

いつも変わらぬ佇まい。次回は一軒目に行きます。



サポートしていただけたら、踊りながら喜びます。どうぞよろしくお願いいたします。