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エッセイ524. ゴミ事情改善(上)

この前、「名もなき家事」について書かせていただきました。
そのときに、我が家のごみ事情について漫画にしてみたく、しばらく描いていなかった漫画を描きかけました。
ところが久しぶりにApple Pencilを握ってみるとタブレットに貼ったツルツルのガラスっぽい保護カバーは、以前使っていたペーパーライクに比べると、滑って描きにくいのです。そのうえ、元々乏しい画力がすっかり衰えていて、とてもダメなことになっていました。
私は実は絵を描く時、デッサン力などもほとんどないので、自分の手や足を見ながら手や足を描いたりしますし、そもそも、2Bの鉛筆でケント紙にのろのろと描いても描き損じが多く、何回も消しゴムで消して描き直し、最後にインクを入れる手法(手法?!)  。

「完璧な丸が一度で描けなくなった。もう俺は駄目だ」
と嘆いたという、神の手塚治虫先生の反対の極にあります。

上の写真が、描きなおし一コマ目で、そのあとぴたりと止まって、全く描けません。
言いたいことがいっぱいありすぎて、どうしたらいいのかわからないのです。

それで漫画の完成は後日ということにし、書きたいことだけ書いて逃げていくことにしました。

我が家は四人暮らしだった時、見えない家事が今の10倍ぐらいあって、家族の肩代わりでやることを終えたら、1日が終わる感じでした。幼児二人がいたわけであはありません。むしろ、大きくなっていた、成人の娘二人が、ほぼ家にいないが、いる間は人間の営みをして、あとは全てけちらかしてまた出ていくので、どうにもこうにも始末におえません。

夫と二人暮らしになったら、
(二人ってこんなに楽なんだ・・・・)
と本当に驚きました。

こちらに戻る前の名古屋の3LDKの社宅には、3部屋とLDKが一つ(当たり前ですが)あり、そこに、
(せめて燃えるゴミと燃えないゴミぐらいは、捨てる人が分別して欲しい)
と願い、各部屋に2個ずつゴミ箱を置きました。
それでも、ごみの収集日には、ペットボトル・缶・ガラス瓶・プラ・燃える・燃えない・・が、まんべんなく両方のゴミ箱に入っているのが常態。

そして、文句を言いたい相手は帰ってきてないとか、もう出てしまったとか、仮死状態に近い熟睡をしているとかでどうもならず、

たーくーもーおー!

と呟きながら、一生懸命私が分別するのが常でした。

今は、住んでいる市のルールに従って頑張っています。

LDKには、台所に置いてある3分別できる小型のゴミ箱が一つと、


「可愛い袋が何気なくそこにある」体を装った、古紙回収の日に出す、乾いた紙ごみ用のゴミ袋があるだけです。
これはアメリカから来た友達が何枚もくれた買い物袋でそこへ、最近のAmazonが配達に使っている丈夫な紙袋を入れ込んで、「古紙」の日に出すのです。




「古紙」とは、リサイクル可能な紙であり、燃えるごみだからといって、
「燃やせる」ごみとは一緒にしてはならないのです。

具体的には、

雑誌・本・お菓子の箱・ハガキ・封筒・メモ用紙・コピー用紙・チラシ・包装紙・紙袋・手でちぎった紙などに加え、牛乳パック。

しかし、同じ「紙パック」でも、内側にアルミ箔が貼られていると
これは、「燃やせないごみ」に出さなければなりません。
紙パックだしいいよねと思っていると大間違いで、「燃やせるごみ」ですらないのです。

混乱します。

古紙は水に濡れても再生できるため、雨天でも持って行ってもらえます。
雑誌・本・牛乳パック(くれぐれも内側にアルミ箔があってはいけない)、これらは紐で結ぶのはわかるのですが、「古紙(=雑紙)のほうは、

「紙袋に入れるか、紐で縛らなければならない」

と決められています。
紙袋不足に苦しむ市民用に、市のHPで、「市の広告紙やチラシを使っての雑紙袋の作り方」も読むことができます。

万万一にでも、これらの「古紙・古布・雑紙」をすてるためには、ビニール袋や段ボール箱を、捨てるための容れ物に使ってはなりませぬ。

長くなりますので(え〜😩)、ここで一度やめますね。


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