プレイリストと書いて自己紹介と読む:00年代前半③

3つ目は、2000年代前半の、ヴィジュアル系でじっくり聴きたい曲。当時の私は、ライブで頭を振れる曲が一番という考えでしたが、それでも良いと思う曲は、幾つもありました。

Fatima「静む体温」(2004)

既に何曲か紹介しているFatimaの2004年のシングルで、「静む体温」。ヴィジュアルの派手なバンドですが、活動終盤は、聴かせる曲を何曲も発表していました。どれも良い曲でしたが、盛り上がる曲が好きだった私としては、当時は素直には喜べなかったものです。改めて聴いて、やっぱり良い曲だと思いますけどね。

LUNA SEA「gravity」(2000)

1996年に活動休止し、一年後に再開したLUNA SEAですが、どうも再開後の曲は、私の好みに合いませんでした。でもこの曲、「gravity」は例外です。複雑なギターのメロディーが芸術的な一曲です。

Dir en grey「太陽の碧」(2000)

Dir en greyは、メジャーデビュー頃の音源は、全て買っていたのですが、私の好みとは少しズレていて、お気に入りの曲には、あまり出会いませんでした。そんな中でも、特に気に入っていたのが、この「太陽の碧」。メロディーではなく、ドラムを中心に聴くと、中盤から滅茶苦茶心地良くなります。

HAKUEI「baby 999 xxxx xx xxx xxxxxx xxxxxxxx xxxxxxx」(2001)

PENICILLINのHAKUEI名義の作品で、「baby 999 xxxx xx xxx xxxxxx xxxxxxxx xxxxxxx」。元々は、きちんとタイトルがあったのですが、規制がかかって、xxxxになりました。この作品は、契約の都合でHAKUEI名義となったものの、実質machineだからと話していました。実際、machineのライブでも演奏していました。
当時流行のトランス調の曲で、音に身を任せるのが悪くないのですが…ヴィジュアル系とは相性が悪かったようで、ライブでは客席は棒立ちでした。けっこう気持ちよい曲だと思うんですけどな。

KING「in HEAVEN」(2004)

ex.LAIDメンバーを中心としたバンド、KINGで、「in HEAVEN」。KINGのライブでは、できるだけ暴れたかったのですが、ライブで1曲くらいバラードを演奏するとしたら、1st Albumの、この曲が好きでした。

Raphael「lost graduation」(2000)

Raphaelの華月は、自分の人生を音楽活動に強く投影させるタイプのアーティストでした。「lost graduation」は、特にその傾向が強いのですが、そんなことに関係なく、最初にライブで聴いた時から、この曲が好きでした。
この曲のCD化から9ヶ月後、華月が帰らぬ人となったのが、本当に残念で、言葉になりません。

JILS「太陽に灼かれた翼」(2002)

JILSは聴かせる曲が多いですが、その中でも私が一番印象に残っているのがこの曲、「太陽に灼かれた翼」です。最初のリリース以降は、タイトルが「Icarus -Wings burned by the sun-」となっています。JILSは、音源買い集めていたものの、ライブまで行く余裕はありませんでした。もっと見ておけばと、今でも悔やまれます。

Gackt「鶺鴒 ~seki-ray~」(2000)

特にファンではないのですが、Gacktの歌声はプレイリストに入れておきたいですね。ベタですが、初期のバラードで「鶺鴒~seki-ray~」を選曲。やはり、ヴィジュアル系には、クラシカルな曲が似合います。

Janne Da Arc「桜」(2000)

Janne Da Arcの人気曲で、「桜」。この曲は、特にアコースティックバージョンが人気ですが、バンドバージョンの方が好みなので、こちらを選びました。
改めてJanne Da Arcを聴いて、非常に楽しんだのですが、最終的にファンを置き去りにする形で、解散になってしまったのが残念です。

架空ノ人々「動かぬ石像」(2001)

オムニバスアルバム「LOOP OF LIFE」の最後に収録されたシークレットトラックで、架空ノ人々の「動かぬ石像」。どういうバンドか、当時は知らなかったのですが、Da'vidノ使徒:aL, Aioriaのミサと、LALIENEのMAYUなどのバンドだと、後で知りました。派手な曲ではないのですが、延々と今でも聴き続けています。

まとめ

2000年代前半の、ヴィジュアル系の聴かせる曲を、10曲紹介。

  • Fatima「静む体温」(2004)

  • LUNA SEA「gravity」(2000)

  • Dir en grey「太陽の碧」(2000)

  • HAKUEI「baby 999 xxxx xx xxx xxxxxx xxxxxxxx xxxxxxx」(2001)

  • KING「in HEAVEN」(2004)

  • Raphael「lost graduation」(2000)

  • JILS「太陽に灼かれた翼」(2002)

  • Gackt「鶺鴒 ~seki-ray~」(2000)

  • Janne Da Arc「桜」(2000)

  • 架空ノ人々「動かぬ石像」(2001)

今回は、メジャーの作品が多いですね。10曲中、7曲がメジャーかな?正直言うと、発売当時は、そこまで好きでなかった曲もあるのですが、その後改めて聴くと、お気に入りになりました。それでも、曲数が10曲に留まったのは、私の趣味ですね。なんども繰り返してますが、やっぱり激しい方が好みです。

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