プレイリストと書いて自己紹介と読む:90年代後半②

好きな曲のセレクト2回目は、90年代後半の、ヴィジュアル系分類のロックな曲です。90年代はヴィジュアル系が広まると共に、普通のロックバンドが、ヴィジュアル系分類されるようにもなりました。という訳で、典型的なヴィジュアル系とは思わないけど、ヴィジュアル系分類されるバンドから、90年代後半のお気に入りを紹介します。

SEX MACHINEGUNS「みかんのうた」(1996)

まずはマシンガンズ。メタルバンドですが、90年代後半、ヴィジュアル系のイベントで活動する事で成功しました。ワンマンライブを始めた頃のイベントライブで最初に見たのですが、滅茶苦茶盛り上がっていて、次に出演するバンドが可哀そうと言われてました。私も気に入って、しばらくライブに通ったのですが、メジャーデビュー後はチケットが取りづらくなり、離れてしまいました。
お気に入りの曲は、問答無用の代表曲、「みかんのうた」。デモテープから始まり、何度もCD化されている曲ですが、1997年の「LIVE FIRE」収録のライブ版が、私にとっての原点で、お気に入りです。

machine「機械児」(1999)

PENICILLINのHAKUEIと、media youth, hide with Spread BeaverのKIYOSHIによるユニット、machine。メンバー的にはヴィジュアル系ですが、1枚目のアルバム以外は全然別。特に2枚目のアルバムは、PENICILLINファンでなく、パンク方面に売り出していたら、ずっとファンが増えたんじゃないかと思えるような作品でした。
そんなmachineの2枚目のアルバム「e.rect」から、ひたすら頭やこぶしを振りたい曲、「機械児」をセレクトしました。事務所やレコード会社の問題から、この時期の作品は幻になってしまったのが残念です。

MASCHERA「ラストフォトグラフ」(1998)

90年代活躍したバンド、MASCHERA。ヴィジュアル系枠に入れようかどうか、随分迷ったのですが、インディーズの頃からファンをしていた友達が、ロックバンドだと力説してたので、こちらの紹介にしました。
その友達は、メジャーの1stアルバム「iNTERFACE」は、彼らの作品じゃないというのですが…ごめんなさい、私は「iNTERFACE」大好きです。という訳で、「iNTERFACE」にも収録されたシングル、「ラストフォトグラフ」がお気に入りです。

PLUS×CANNER「怪傑ゴールデン・シャドウ」(1999)

インディーズバンドいきます。2000年前後に活動していたバンド、PLUS×CANNER。艶のあるグラム系のバンドで、後にでるJZEILと一緒に、よく見てました。
お気に入りは、代表曲、「怪傑ゴールデン・シャドウ」。こんなタイトルの曲は、なかなか無いですよね。個性的で好きなバンドでした。

THE YELLOW MONKEY「SPARK」(1996)

ヴィジュアル系バンドとは思わないのですが、ヴィジュアル系雑誌には出てましたよね、THE YELLOW MONKEY。特にファンではなかったのですが、「SPARK」は、テレビで随分流れていたこともあり、カラオケで歌ったりしていました。

CHISATO「CYBER ROSE」(1999)

PENICILLINの千聖の、CHISATO名義のソロ活動で、一番人気はこの曲でしょう、「CYBER ROSE」。元々アルバム収録曲だったのですが、最初にライブで披露したら絶賛で、(レコード会社移籍のごたごたもあり)アルバム前にシングルカットされました。色々なバージョンが作られましたが、最初のシングルでリリースされたバージョンが一番好みです。
蛇足ながら、この曲が入ったアルバム「CYBER SOUL PAVILION」は名盤でした。配信などがないのが残念です。

L'Arc~en~Ciel「風にきえないで」(1996)

この曲は説明不要でしょう、L'Arc~en~Cielの「風にきえないで」。ラルクが大躍進し始めた頃のシングルです。私は、ラルクとは、あまり縁が無かったのですが、アルバム「True」からしばらくの間は、けっこう音源聴いてました。

hide「Beauty & Stupid」(1996)

異論、反論は多々あると思いますが、hideの音楽はヴィジュアル系ではないと思ってます。ジャンルの枠を気にせず、自分の音楽を作っていたのではないでしょうか。
特にhideファンではなかったのですが、この曲は、ミュージックステーションで見たんだっけな?一発で好きになりました。1996年のシングルで、「Beauty & Stupid」。

黒夢「BEAMS」(1995)

黒夢は、知り合いがファンだったので、メジャーデビュー頃からシングルを中心に聴いてました。特に「Miss MOONLIGHT」くらいから、しっかり聴くようになったかな。中でも良く聴いたのが、この「BEAMS」でした。
そう言えば、もしかして、黒夢はヴィジュアル系だったって、知らない人の方が多いでしょうか…。

LAID「In the sky」(1998)

LAIDは、KINGの前身バンドと言えば良いでしょうか。メジャーデビューこそしなかったものの、最盛期は(花道とかあったけど)O-EASTを満員にし、イベントクラッシャーと呼ばれる、ライブで盛り上がる人気バンドでした。
色々好きな曲はあるのですが、90年代だと、代表曲の「In the sky」を外せません。その昔、大宮駅前(屋外)で行われたイベントがあったのですが、その時にロータリーに集まったファンが、みんなでこの曲を歌っていて、滅茶苦茶感動しました。

JZEIL「LOVE AFFAIR」

最後はJZEIL。その昔、DAIGOがヴォーカルを務めていたバンドです。たまたまライブに誘われたのをきっかけに、ライブに行くようになったのですが…最盛期の2000年には、50回も行ってました。我ながら、頭おかしいですよね。
ある程度、ファンを集めつつも、CDを3枚リリースした後、解散となったのが残念でした。
お気に入りの曲は、これの初期の定番曲、「LOVE AFFAIR」。音源化されなかった曲なんですが、曲名くらいは世の中に残ってほしくて選びました。最後に聴いたの、20年以上前ですけどね…。

まとめ

  • SEX MACHINEGUNS「みかんのうた」(1996)

  • machine「機械児」(1999)

  • MASCHERA「ラストフォトグラフ」(1998)

  • PLUS×CANNER「怪傑ゴールデン・シャドウ」(1999)

  • THE YELLOW MONKEY「SPARK」(1996)

  • CHISATO「CYBER ROSE」(1999)

  • L'Arc~en~Ciel「風にきえないで」(1996)

  • hide「Beauty & Stupid」(1996)

  • 黒夢「BEAMS」(1995)

  • LAID「In the sky」(1998)

  • JZEIL「LOVE AFFAIR」

超メジャーな曲から、憶えている人が50人もいないようなマイナー曲まで、11曲選びました。改めて見ると、池袋CYBERに通ってたのがすぐ分かるラインナップですね。色々なライブハウスに行きましたが、一番、ここが好みに合いました。

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