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マルチタスクするな、腰を据えて取り組め。

僕はマルチタスク中毒である。
これは僕だけだろうか。散歩をするときも、家事をするときも常にイヤホン。風呂に入りながらスマホだって触る。そもそもスマホを触っているときだって動画を視聴しながらSNSを見る。まじでしょうもないなと思いつつこれがやめられない。現に今も、日記を書きつつブラウザのタブを切り替えたくて仕方ない。もはや病気である。

病名をつけるなら、スマホ中毒 or マルチタスク中毒といえよう。この2つは似ているようで微妙に異なる。例えば僕はスマホがなくてもマルチタスク中毒人して立派に活動できる。歯を磨きながらスクワットするし、音楽を聞きながら家事をする。この例だと健康的にみえるが、実際はスマホを見ながらスクワットしながら歯を磨くというクソみたいな状態になるのである。

一見マルチタスクは便利そうにみえるが、全然便利じゃない。そもそもマルチタスクはどんなタスクでも並行して処理できるわけではない。マルチタスクできる程度のタスクが並行して処理できるだけだ。しかも、その処理精度・速度も著しく低いのだから救いがない。そしてマルチタスク弊害の大本命は、マルチタスクできる程度のタスクしかマルチタスクできないので、大きなタスクには取り掛かることすらできないことである。

重要なタスクは腰をすえて取り掛かる必要があるので、重要なことはどんどん先延ばしにされ・重要でないタスクを低い精度で処理することになる故、百害あってほぼ一利なしの状態こそが、マルチタスクなのである。

なぜ僕はこのような状態になってしまったのか?時間を有効活用したい人間の哀れな末路にも見えなくないが、僕の人生無駄が多すぎるのでもっと削るべきところがある。少なくとも歯を磨く時間を効率化せなばならないほどの時間的な逼迫感はまったくない。(これはこれで悲しいが、忙しさも一種の麻薬である)

マルチタスクで求めているのは効率化ではない。もしかすると、それは僕の焦燥感や寂しさ、退屈を解消するための手段なのかもしれない。しかし、適切な言葉が見つからず、核心にたどり着けそうでたどり着けない。これを読んでいる人で、同じような状態にある人がいたら、ぜひアイデアを共有してほしい。

とりあえず一旦終わり
マルチタスクするな、腰をすえて取り組め!

よい曲を作り続けます