フライト記録~日本出国、フランクフルトへ~
みなさんこんにちは。アイヒヘルヒェンです。
今秋からドイツのベルリン自由大学に10か月間留学します。
初回の投稿からだいぶ時間が空いてしまいましたが、実は先週ひっそり?日本を出ておりまして、14時間の直行便フライトを経てドイツのフランクフルトに着陸しました。
私的には初めてのヨーロッパ行きフライトで色々面白かったので、その記録をつけておこうと。自分のメモ帳と記憶を頼りにここで再現します。画像多めでお届け。
出発:羽田空港第2ターミナル
家族やお見送りに来てくれた友人たちとの別れを惜しんだ後、保安検査場を通過して搭乗ゲートへ。一人になってから猛烈に寂しくなっちゃってダメでした。隣に座っていたおじさんに心配そうな目で見られた。。
ほんとに行くの?行けるの?ドイツに入国できる?ドイツ語ちゃんと通じる?家に入れる?(この点に関してはいっろいろありまくりだったので次にまとめて書きます)一年もみんなに会えないの?等々、複雑な気持ちが押し寄せてきてメンタル綿菓子でした。豆腐未満。原型保ててません。
搭乗口に並ぶと周りで繰り広げられる会話にドイツ語が増えてきて愈々飛び立つ実感がマシマシ。
機内へ、ついに出発
飛行機はルフトハンザとANAのコードシェア便です。
絶対窓際がいい!きれいな景色見たい!と思って右側の窓側席で予約していました。着席してからもソワソワ。
隣はご高齢のフランス人ご夫婦。とても仲睦まじそう、優しそうだったな。
私は飛行機が離陸するときの自然に逆らっている感覚が好きです。頭がぐわーんって押し付けられるような感じがして、一瞬で高く飛び上がる感じ、いつもワクワクする。
離陸してしばらくすると機内食が出てきました。メニューはなんと親子丼。まじかタマネギ入ってるじゃん!(私は幼稚園の頃からタマネギが苦手です、なんでかはわからん、苦手なものは苦手、以上)と思いながらも完食。認めよう、おいしかったです。サラダと日本ぽいお漬物?と常陸ヨーグルトもあって栄養バランス完璧でした。さすがANA。
ちな離陸前に羽田で丸亀製麺のうどんとマックの倍月見バーガーを食べていましたがヨユーです。ドイツで運動します。
この写真、なんでお茶だけこんな減ってるかと言えば、機内食出されて飲み物も提供された瞬間、飛行機が上下にガクガク揺れておーいお茶が飛び出しそうになったからです。慌てて吸い込んだ。むせた。隣のフランス人おじいちゃんのワインしっかり飛び出した!
離陸数時間後
機内食を食べて睡眠していたところ問題発生。お尻が痛くて起床。さすがに座席が硬すぎる。
一人で窓側席に座る問題点は「気軽に通路に出られない」。手前の机に突っ伏して爆睡してるおじいちゃんおばあちゃんに「ちょっと通して~」なんて言えない。当然お手洗いにも行けない。
モゾモゾして落ち着かず、どうしようもないので配られたブランケットを下に敷いてどうにか耐える作戦に出ました。耐えた。再び入眠。
長時間フライトをご検討の際はこの点覚悟しておくことをお勧めします。ほんとーに辛いから。。
アラスカ飛んでね!?
離陸から5時間が経過、再び目覚める。ぼんやりとタブレットのフライトマップを開いて仰天。「アンカレジ」の地名が見える!
アンカレジ…てアラスカじゃね!?の衝撃で一瞬にして覚醒。
情勢的にロシア上空を飛べないため、ロシアの東端とアラスカの西端の上を飛んで、北極通過して、北欧のほうからフランクフルトに降り立つ飛行ルートだそうで。
アンカレジなんて小学校の地図マスターのテストで覚えたきりだし、ベーリング海とかアラスカとか北極とか、概念でしかなかった名称が実在する地球上の場所として、実感とともにどわっと押し寄せてきて大興奮でした。
離陸9時間後
到着まで残り5時間(いや長い、、)時点で再び起床。
お次はグリーンランドの上飛んでる!の大感動。暗くて周り何にも見えないけど、マップ見てひとりでウキウキでした。隣のおじいちゃんはカーカー気持ちよさそうに?寝てました。動けなーーい。
着陸間近
再び起床。何回目の起床かなんてもはや数えない。
いよいよ到着が近づいてくる、このタイミングで機内食アゲイン。
焼き魚弁当か茄子とブロッコリーのペンネで、ペンネを選んだらこんな感じでした。超絶美味しかった。今回は揺れもそんなになく、おーいお茶は無事。おじいちゃんのワインも飛び出さず一安心。
現地到着
14時間の激長フライトを経て、現地時間5:00am、ついにフランクフルト空港に着陸。機長アナウンスによれば、現地の天気は雨、気温は14度とのこと、案の定めちゃくちゃ寒かったです。東京では蒸しムシアツアツだったのになあ。なんて思いつつ。
なにはともあれ、無事に到着したわけです。
私からのアドバイスとしては、
・窓側席に座るなら、お尻の痛さとお手洗いは覚悟すること
・飛び出しても困らない飲み物を注文すること
・景色よりも快適さを求めるなら絶対に通路側に座る!
ということです。ご参考まで。
この後2日間はフランクフルト近郊の友人宅で過ごしてから、大学のあるベルリンに向かいました。フランクフルト滞在記やベルリンの話はまた次回。
ここまで読んでくださりありがとうございました!またね!Tschüss!
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