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2024/01/05 読書記録 書くことで平凡な一日を「何かあった日」にする

年末、図書館で2冊、借りてきた。いしかわゆき著『書く習慣』藤吉豊/小川真理子共著『日本人のための「書く」全技術』だ。

年が明け、まずは、『書く習慣』を読むことにした。

何か書いてみたいと思っている人に向けて、さぁ一歩踏み出そうという気持ちにさせるのが、いしかわゆきさんの『書く習慣』だ。新年向けの本だともいえる。

昨年の春、書く場所を求めてnoteを利用するようになった私には、「書く」ことへの抵抗感はないが、改めて自分の気持ちを確認することができた。

書くことと同じように、写真を撮ることも好きだ。「書く」と「撮る」には共通していることがあると気づいた。

SNSがなかった時代、自分の文章や写真を公開するのは容易なことではなかった。ところが今や、いとも簡単に誰にでも可能になった。とはいえ、こうしてここに書いても、読んでくれる人はめったにいない。

「いない」かもしれないが、もしかしたら「いる」かもしれない。

「共感」してくれる人がいるかもしれないが、「反感」を持つ人だっているだろう。

でも、誰かに喜ばれる可能性だってある。

文章にしろ写真にしろ、最初から自分で意味がないと決めつけることはない。逆に無理やり意味づけする必要もない。

私の日常は、だれかの非日常。
あなたの日常は、私にとっては非日常。

過剰なほどの情報があふれる現在、知りたいのは、あなたの唯一無二の実体験だ。だから、自分の実体験をありのままに書けばいい。

書いていれば、どこかに着地して、心のモヤモヤの正体を突き止めることもできる。平凡な一日が、大切な「なにかあった日」となり、自分の人生の軌跡が描かれていく。

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