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2024/01/11 JPG撮って出しが究極の撮影方法なのだろうか

撮った時点でレタッチがまったく必要ない写真がベストなのか

逆に言えば、RAWデータを現像したり、レタッチしたりした写真は、ベストではないということになるのか。

そもそも写真はカメラがなければ撮れないが、自作のカメラで撮っているカメラマンはいるのだろうか。職人の中には、道具から手作りする人もいる。しかし、カメラを一から自作している人はいないだろう。

JPG撮って出しといっても、結局はカメラメーカーの技術によるところが大きい。だから、あのカメラメーカーの色が好きだという理由で、カメラを選ぶこともあるだろう。

正確にカメラ設定をして撮った渾身のJPGだと言ったところで、カメラメーカーが作り出した技術を最大限に活用して撮ったというだけのことだ。

撮影後にRAW現像&レタッチすることと大差ない。

どちらがいいかということではなく、自分にとっては、どちらの撮影スタイルがいいか、というだけのことだ。

JPG撮って出しか、RAW現像&レタッチか。
比較すること自体が無意味だ。

化粧でより美しくする必要のないすっぴんがベストだという考え方は、人間の顔だろうが写真だろうが、おかしい。美しいの定義はさておき、化粧したほうがより美しいと自分が感じるのなら、レタッチすればいい。

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