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GR3xの故障で、つらつら思い出したこと

4/28の撮影会の後、GR3xが故障した。撮影はできるし、SDカードへの保存も問題ない。だが、撮った写真が見られない。再生ボタンがおかしくなったようだ。

購入は、発売と同時なので、2021年10月。使用期間、およそ2年7ヶ月。

キタムラの5年保証に入っていたので、さっそく、最寄りの店へ持って行った。運悪くゴールデンウィークのため、全く動きがない。

修理状況をウェブ上で確認すると・・・

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4/29、昭和の日で祭日だがキタムラの店頭に持参して依頼した。今日は5/6だから1週間経っているが、まったく動きなし。

1週間以上経過しても更新されない場合は問い合わせするようにと書かれているが、ゴールデンウィークなのでという返事が帰ってくるだろうから、あと2、3日は様子を見ることにする。

店頭で見てもらった時に、5年保証の対象だということで修理の受付をしてもらったので無料であることに間違いはないだろうが、修理代には上限金額というものがあるそうだ。上限は、購入した時の金額になる。3年近く前のことですっかり忘れていたが、保証書と一緒にレシートが出てきた。購入金額は、税込116,820円だった。これが修理の上限金額となる。

5年保証への加入が5,841円なので合計122,661円を支払ったが、実際は71,841円。ハテ?と思われるだろうが、それまで使っていた(使用期間が1年ちょっとの)GR3を50,820円で下取りしてもらったからだ。

5万と言われて、よし!それならGR3xに買い替えようと思ったのだろう。

遡って、ではGR3はいつ、いくらで買ったのか。皆さん、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策の特別給付金10万円を覚えているだろうか。2020年6月のことだ。それを使った。カメラ購入は正しい使い道だったのだろうか(笑)。あの時、GR3を手に入れたことで、写真の撮り方が変わり、今の楽しい毎日がある。私にとっては価値ある10万円となったわけだ。

そのころは外出自粛で、気晴らしは近所の散歩しかなかった。GR3が傷つくことなどまったく気にせず、マクロ機能を使い、雑草の中にカメラを突っ込んで接写していた。お小遣いを貯めてやっと買ったGR3だったらできなかっただろうが(笑)

早くカメラが戻ってくるといいなぁということを書こうとしているうちに、思いで話となってしまった(笑)。

そんなわけで、今、GR3は手元にない。以前は、自分が撮りたい、狙った被写体だけを写したものが良い写真だと思っていた。写真は引き算とも言われている。それには、GR3よりGR3xがいい。そう思ったので買い替えた。

ところが、最近は、意図しないものが写り込んでいる写真を面白いと感じるようになってきた。人生なんて、偶然でできている。ちょっと大袈裟だが、たくさんの幸運な偶然のおかげで、今、こうして生きていると感じる。足し算こそが写真の醍醐味だ。視野の隅をかすめたものまでも含めて、28mmで撮ってみたい。

そんなとき、HDFという新しいフィルターが付いたGR3が発売になった。ますます、欲しい🎶

今回は、GR3xを下取りに出すわけにはいかないし、私の収入は年金のみなので、工面するのが大変だ。

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