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2023/09/30 プリントの色について

エプサイトプレミアム写真展「感動の一枚」に展示してもらった写真を引き取りに行った。

エプソンスクエア丸の内での展示の様子

展示の際のマットごと、いただいてきた。驚いたことに、展示期間が2週間弱だったにもかかわらず裏打ちまでされていた。エプソンさんのプリントを大切にする心を感じる。ほんとうにありがとうございました。

早速、わが家の狭い廊下の壁に飾った

私が使っているEW-M973A3Tは、黄色が派手めにプリントされる。それが一概に悪いとは言えないが、気になる。

そこで、データ提出前にすでにプリントしてあったものと展示用にプリントしてもらったものを比べてみた。やはり違いがある。

一緒に出展した人によると、展示作品の用紙は絹目調、プリンターは顔料系のSC-PX1VLとのこと。

色味の違いが出る理由は3点。
1、用紙
2、プリンター
3、プリント方法

1、絹目調用紙はわが家にもある。同じ条件でプリントしてみよう。

2、わが家のプリンターは染料インクだ。これはどうにも変えられない。

3、今回の展示がどのようにプリントしたものかは分からないが、エプソンのホームページに載っているPrint Layoutを使ったと仮定しよう。

Print Layoutからプリントと言っても、方法は1つではない。

データ提出前のプリントは、カラー設定を「プリンターによるカラー管理」にした。この方法はエプソンプリンターの良さを最大限に発揮するものではあるが、一般受けする、やや派手目な色合いとなる。

そこで、今回はICCプロファイルを使い、マッチング方式を相対的と知覚的の両方を試してみることにした。

プリンターの違いなのだろうか、やはり展示した写真とは一致しない。
しかし、どれも良い!

どうプリントしたら、どんな色になるか。それを知るには紙とインクの無駄遣いを覚悟で試してみるしかない。だが、これが最良の色だという絶対的な決まりなどない。

結局、自分が心地よく眺められる色がベストということだ。

最後に用紙をvelvet fine art paperに、カラー設定をICCプロファイル/知覚的にしたところ、かなりお気に入りのプリントが出来上がった。


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