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エモいって、どういう気持ち?

昨日、若者(23歳)のnoteを読んで、ふと思った。

「エモい」という言葉は耳したことがあるが、どんな意味か、よく考えたことがない。そこで、ちょっと調べてみると、なんだか面白そうだ。

「エモい」という言葉の由来は諸説ありますが、「感情的な」という意味の英語「emotional」(エモーショナル)からきているという説もあり、現在、若者の間では「感情的」「哀愁漂う」「趣がある」「グッとくる」などの意味で広く使われています。また、「なんとも形容しがたい」という意味の日本語「えもいわれぬ」の字面から派生しているという説もあります。

フジフイルム スクエア ウェブマガジン
https://fujifilmsquare.jp/column/23.html

シャッターは、心が揺れ動いた時に押される。感情と切っても切り離せない。だとしたら、写真を趣味にしている高級なカメラを持ったおじさん、おばさんより若者の方が写真の本質をわかっているのではないか。

昨日、ちょうどエモい本を図書館で借りてきた。
この本の表紙を、中身が伝わるように撮ってみることにした。
(どちらも文庫本で、初版ではない)

『戦い済んで日が暮れて』は、佐藤愛子さんが、昭和44年(今から55年前)、第62回直木賞を受賞した作品である。エモい!

『ソクラテスの妻』は、さらにエモい。
昭和38年、芥川賞の候補になっている。

まず、GR3xのネガフィルム調子

こちらはレトロ調。じゅうぶんエモい。

ごく普通に撮ったスタンダートだと…

新しいGR3が届いたらモノクロで撮ってみたいと思っているが、エモい写真にも挑戦してみたくなった。

※初版本の表紙はサザエさんではなかったようだ。
https://www.shoshitakou.com/items/73474685

話がそれるが、
2冊とも、汚れている。『ソクラテスの妻』は、奥付けに昭和56年14版とある。図書館でこんなに変色した本を見たことがない。たくさんの人に読まれたのだろう。図書館の本は大切に扱おう、きれいに読もうと言われる。確かにその通りだが、かなりの年月が経っているにもかかわらずキレイなままの本は寂しい。たくさんの人に読まれてこそ、作者も喜ぶことだろう。


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