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せどりはやめとけ=稼げない9割の人の声。稼いでる人が絶対に教えない手法とは?

お金の稼ぎ方というのは、人それぞれに様々な方法がありますが、その中でも特に分かりやすくてシンプルなのが、”安く仕入れて高く売る”というビジネスです。

これは一般的に、せどりと呼ばれていますが、あなたは実際に行った事があるでしょうか?

それとも、これから始めてみようと考えているところでしょうか?

少なくとも、この記事をご覧になっている方は、せどりに何がしかの興味をお持ちの筈です。

いずれにしても、巷では”せどりは稼げないからやめとけ”という情報がたくさんで出回っていますが、これについては鵜呑みにしない方が良いと思います。

なぜなら、せどりで稼げない多数派がいる反面で、実際に稼いでいる少数派もいるからです。

つまり、”せどりは稼げないからやめとけ”という考え方は、上手く稼げなかった多数派の意見に過ぎないという事になります。

実は私も以前、せどりをしていた事があるので、その世界の事は多少なりとも知識があります。

そこで今回は、せどりで多くの人が稼げない理由と、実際に稼いでいる人が実践している手法についてお伝えしたいと思います。


(1)とあるスクールに入会したものの...

せどりは、安く仕入れて高く売るというシンプルなビジネスですが、いざ始めようと思えば、未経験者は何をどうしていいのか分からないものです。

もちろん、自分で一から情報収集を行い、時間をかけて何もかも一人で始めるという選択肢もありますが、

私は直ぐにでも収益を上げたいと思っていたので、とあるスクールに入会する事になりました。

入会を決めた理由は、そのスクールの説明会に参加した時に、

”せどりは、簡単にボロ儲けが出来る!”

と思ったからです。

何しろ、その説明会では、せどりで月商800万円!1個売れて1万円の利益!出品すれば即売れ!

などといった、非常に興味をそそるようなスクール生の体験談を聞かされましたから...

そんな話を聞けば、誰だって入会したくなると思いませんか?

このせどりスクールは期間が半年間だったのですが、その受講料は24万円でした。

もちろん、入会当初の私には、”せどりは稼げないからやめとけ”などという考えは全くありませんでした。

このスクールで学んだのは、Amazonのプラットフォームを利用したレンドせどりという手法です。

簡単に言うと、話題性があり、売れると見込まれる流行の商品をいち早く仕入れて、それを定価よりも高く売るという訳です。

これは、ある意味で商品の買い占め行為と言う事もできますが、場合によってはかなり価格が高騰しているものもありました。

私がせどりを始めたのは2017年の半ば頃であったのですが、その当時はニンテンドーのスイッチが定価よりも1万円くらい高い価格で売られていた事もあり、

出品しているせどらーに対する非難の声も少なくはありませんでした。

そして、同じスクール生の中には、スイッチを一度に何十台も仕入れて、一撃で何十万円もの利益を上げている人もいたのです。

こうした買い占め行為のみにスポットを当てれば、”せどりはやめとけ”と言いたくなるかもしれません。

しかしながら、私はスクール費用の24万円は何とかして回収したいと思っていたので、そう簡単にやめる訳にはいかなかったのです。

(2)初めて出品したのは、安室奈美恵のDVD

さて、話題性や流行というのは一過性のものですから、トレンドせどりは何よりもスピードが命です。

ですから、このスピードに乗り遅れてしまうようであれば、”トレンドせどりは稼げないからやめとけ”という事になります。

流行が過ぎてしまった商品は直ぐに売れなくなってしまうので、下手をすれば稼げないばかりか大量の在庫を抱えてしまいます。

そうなれば、売り抜けるために価格を大幅に下げ、赤字も覚悟しなければならない羽目に陥ってしまいます。

そうした点で、トレンドせどりで最も重要なのが、流行となりそうな商品をいち早く見つけるリサーチ力です。

ちなみに、当時はモノレートと呼ばれるリサーチに必須の無料ツールがありましたが、このツールは2020年6月30日をもってサービスが終了となっています。

その理由としては、「モノレートがAmazonの規約違反に該当する」という事のようです。

その代わりになるツールとしては、Keepaと呼ばれるものがありますが、こちらについてもモノレートと同様に、

将来的にはサービスが終了するのでは?という噂が囁かれています。

そうなれば、”せどりは稼げないからやめとけ”という考え方が、いっそう現実味を帯びてくる可能性があるかもしれません。

ただ、モノーレトのような機能を備えた独自のツールが、有料ではありますが幾つか出回っているので、何がしかのリサーチの方法は残されています。

それはさておき、当時の私が最初に出品した商品は、安室奈美恵のDVDでした。

なぜなら、その当時に安室奈美恵が引退を発表したのですが、それに伴い彼女の関連商品が売れるという情報が、

せどりのスクール生を限定に開設されていたフェイスブック上でいち早く流れたからです。

この情報を知った時、既に夜の8時を回っていたと思いますが、トレンドせどりはスピードが勝負とばかりに、私は直ぐにDVDを仕入れに向かいました。

店舗に着くと、既に安室奈美恵の関連商品の多くが品薄となっていましたが、私は価格も手頃なDVDを数枚ほど仕入れる事ができました。

おそらく、ライバルのせどらー達も安室奈美恵の商品に目を付けて、いち早く仕入れを済ませていたのでしょう。

そして、家に帰ると梱包や商品の入力作業などを済ませ、翌日の朝一番で発送ができる手はずを整えたのです。

(3)”せどりは稼げないからやめとけ”と言いたくなった理由

さて、商品を発送してしばらくすると、私の店がAmazonのサイト上に表示されました。

ところが、同じ商品は他の店でもたくさん出品されており、当然の事ながら、せどりスクールの仲間たちの出品も目に付きました。

”これじゃあ、スクールの生徒同士で売り争っているようなものだ!”

そんな考えが思い浮かぶと、”せどりは稼げないからやめとけ”という声が頭をよぎりさえしました。

それもその筈で、スクール生は皆同じような情報を共有していますから、出品する商品が被ってしまうのは当然の事です。

こうなれば、常にパソコンに向かい、ライバルとのし烈な価格競争をリアルタイムで行い、いち早く売り抜けなければ在庫を抱えてしまう危険性もあります。

その時は、安室奈美恵の商品は正にトレンドに乗っていて、タイミングよく他の店よりも1円単位で価格を下げた商品から売れて行くという状況にありました。

せどらーたちは、これを安室祭りと呼んでいたのですが、私はそれに乗じて何とかその日のうちに全ての商品を売り切る事ができました。

もちろん、定価よりもそこそこ高い値段で出品していたにもかかわらず、それでも誰かが買ってくれたのです。

こうして私は、トレンドせどりの威力を目の当たりにした訳です。

しかしながら、数枚程度のDVDを売ったところで、Amazon側に手数料を支払えば、利益はそれほど大きなものにはなりませんでした。

そして翌日になると、もう安室奈美恵の関連商品はピタリと売れなくなり、どの店も大幅に価格を下げての売り逃げに転じていたのです。

これが、トレンドせどりの危険なところであり、もし私の出品がたった一日でも遅れていたとすれば、

なかなか売り抜ける事ができずに右往左往していた事でしょう。

こうして、せどりで初めて出品して売り抜けるまでに感じたのは、”労力の割には、そんなに稼げない”という事です。

つまり、この時点では”せどりは稼げないからやめとけ”という考えに傾いていた訳です。

ただ、聞いた話によると、現役バリバリのせどらーでもあったスクールの学長は、

この時に安室奈美恵の関連商品を何十枚も売って、結構な利益を上げたらしいのです。

おそらく、出品のタイミングがかなり早かった、あるいはAmazonアカウントの強さも影響していたのでしょう。

これは学長も言っていたのですが、Amazonとしては過去に販売実績のある店を優遇する傾向があり、

例えば同じ商品を同じ価格で出品したとすれば、販売実績のある店の方が露出は多くなるので有利であるという訳です。

こうした部分に関しては、新規参入の店は厳しい状況にあると言ってもいいでしょう。

(4)これが、実際に稼いでいる人が誰にも教えない秘密の手法

その後、安室奈美恵の最後のCDである「Finally」が発売されると、せどり界では再び安室祭りが起こりました。

しかし、私はこの商品の出品は見送る事にしたのです。

なぜなら、前回の安室祭りの時と同じように、今回もライバルが多いであろう事は容易に想像がついたからです。

結局のところ、多くのライバルたちと同じように、マニュアルに沿った手法しか使えないようであれば、そう簡単に商品を売り抜く事はできません。

そして、私がスクールで教わった手法というのも、そうしたマニュアルの域を超えるものではありませんでした。

つまり、ライバルたちと同じ手法で勝負をするのなら、”せどりは稼げないからやめとけ”という事になる訳です。

しかし、この時に学長は、「Finally」のCDだけで100万円ほど稼いだらしいのです。

その金額から推定すれば、おそらく数百枚~千枚単位のCDを売り抜いたのではないでしょうか。

”いったい、どうやって?”

いくらなんでも、多くのライバルを出し抜いて、一つのCDだけで100万円も利益を上げるのは、マニュアルに沿った手法では無理があると思いませんか?

”学長は、何か特別な手法を使っているに違いない..."

私は、そう直感しました。

そして、ある時に行われた勉強会で学長に会った時に、その件について色々と聞いてみたのです。

もちろん、その手法について、学長はストレートな答えを返してくれた訳ではありませんでしたが、話しているうちに私には分かったのです。

”なるほど!その手法を使えば、ライバルを気にする事なく、好きな価格で何百枚ものCDを独占的に売り抜く事が可能になる”

せどりの経験者であれば、既にお分かりの方もいるかもしれませんが、鍵は商品ページにあります。

どういう事かというと、まずAmazonで何かの商品を出品する場合、同じ商品であれば、既に登録されている商品ページに乗っかる事になります。

これは、相乗り出品と呼ばれているのですが、この時点で既にライバルと同じ土俵に乗る訳ですから、独占的な売り抜けは難しくなります。

そんな事は分かっている、という声も聞こえてきそうですが、では商品ページを自分が最初に作成し、一番乗りで出品をしたとすればどうなるでしょうか?

もちろん、その商品ページを見つけたライバルたちが、後から相乗り出品を始めるかもしれませんが、

少なくともそのライバルたちが出品の準備を行っている時間帯であれば、出品者はあなたしかいない訳ですから、独占的に商品が売れる事になります。

特に、スピードが勝負のトレンドせどりであれば、ライバルよりもわずかに数時間、

あるいは半日でも早く出品するだけで、かなりの数の商品を独占的に売り抜く事ができる筈です。

更に、この手法を発展させれば、収益を爆発的に伸ばす事も可能になります。

例えば、CDと枚数限定でもらえる特典ポスターなどをセットにし、その商品ページを作って出品するとどうでしょうか?

CDを単体で出品するよりも、セット商品は希少価値が高くなるので、ライバルの数がグンと減りますから、ますます売り抜けしやすくなる訳です。

この手法は、稼げない多くのせどらーが知らない、かなり有料級な情報と言えるでしょう。

この手法に気付いた時、”せどりは稼げないからやめとけ”という考え方は、上手く稼げなかった多数派の意見に過ぎないという事が分かりました。

また、稼ぐ系のどんなスクールであれ、”学長は本当に稼げる奥義までは簡単に教えてくれない”という事も分かりました。

なぜなら、本当に稼げる手法を人に教えてしまえば、無駄にライバルを増やす事になり、自分が稼げなくなってしまうからです。

だからこそ、高額な費用を支払って稼ぐ系のスクールに入会したとしても、本当に有益な情報を得る事は難しいと考えておいた方が良いでしょう。

もし、せどりで上手く稼げないという人は、今回のお話を参考にしてみて下さい。


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