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デブ日記 31日目

今日は、万年筆を買いに行った。デブな私は、細いペンを持つと手が痛くなるので、太いペンが欲しかったのだ。しかし、店に行ってみると、太いペンは高くて手が出ない。一番安いのでも3万円だった。そんなにお金があったら、ダイエットに使うのに。仕方なく、細いペンを試しに書いてみた。すると、店員さんが笑顔で言った。「お客様、そのペンは逆さまに持ってますよ」。私は恥ずかしくて赤面した。逆さまに持っても気づかないなんて、私は本当にデブなのだろうか。それとも、ただのバカなのだろうか。私は悲しくなって、店を飛び出した。家に帰ってからも、涙が止まらなかった。私は一体何をしたかったのだろう。万年筆なんて、必要なかったのだ。


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