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緊急対談「#令和の大仏」造立プロジェクト! Vol.6アーティストが見た仏教

新型コロナウィルスの収束を願い、みんなのエネルギーを未来へ向け、祈るための対象として大仏を作るプロジェクト。より多くの人に参加してもらいたいという思いを込めて、連夜対談をライブ配信しています。

今こそ大仏を!プロジェクトの発起人の1人の風間天心はアーティストと僧侶という異色の顔を持っています。Vol6では、アーティスト風間天心が見た仏教について迫りました。

対談まとめ

今回のnoteのトップがにもある風間天心が、第22回岡本太郎現代芸術賞 岡本敏子賞 授賞した作品について・これは仏教ではなく日本人の信仰を表現した。盛大に送られた昭和と比べると平成という時代は静かに終わった。そこで平成時代を見送る作品を作り、いろいろなお坊さんにも集まってもらい仏教の葬式に近い形で儀式を行い送った。・仏教がお葬式だけでなく、いろいろなものを見送ることができるのではないかという提案の意味も含まれている。

アーティスト以外にも親しまれている岡本太郎のメッセージをどう考えるか
「新しいものには新しい価値基準がある」

西洋では当たり前な芸術の考え方だが、風間天心はここに仏教に通じるものがあると考える。日本に仏教が入ってきた時は、最先端のものであった。そして、どんどん新しいものを更新していけることが仏教の本質であり、新しい価値にもチャレンジしていけるものである。

・岡本太郎がどこかで引用していた言葉「ブッダに会ったらブッダを殺せ」がある。仏教の教えの中には、信じ切ること、何かに完全に委ねて、思考停止をすることに警鐘を鳴らしている教えもある。また古いものだけに固執して続けてしまうことへのある種の戒めもある。

・歴史の中で、仏教の本質がよこに置かれている状態の中で、芸術という別の方法で、そこを突いていくことは必要になってくるのではないかと思う。

「新鮮な形式による問題解決」
・クラウドファンディングで大仏造立という新鮮な形式をとっているのは、世界中がコロナで同じ状況にいるということを考えると何か1つの力で造ることは違うような気がした。せっかく同じ課題に取り組めるのだから、一緒に考えて、一緒に行動を落とすことが今やるべき方法の1つではないかと初めから感じていた。

・近代に「個」が強調された時は個人の活動が重視されたが、必ずしも、個人でやること=アート、ではない。大仏は物づくりということではアートと共通しており、プロセスとしては十分アートになりうるもの。その造立も個人活動から幅を広げた形をとっていきたい。

対談動画はこちら

このプロジェクトについて

第二回目 大仏造立クラウドファンディングに挑戦中

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こちらのクローズドコミュニティ(非公開コミュニティ)では、このプロジェクトにご関心のある方向けに情報発信し、コミュニティ内でつながっていけるようにいたします。ご入会はクラウドファンディングへのご支援、または1000円以上のご支援をいただいた方はどなたでもご参加いただけます。コミュニティはFacebookを利用します。お申し込みはこちらのフォームにてお願いいたします。令和の大仏造立に、一緒に関わってみませんか? なお、いただいた申込金は、大仏造立資金に活用させていただきます。



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