初めて韓国プロ野球を観戦しました
先日約7年ぶりに韓国を訪れる機会がありました。その際、少し時間が空いたタイミングがありましたので初めて韓国プロ野球「KBO」の試合を見に行ってきました。
今までいったことのない球場、それも海外ということもあり、そこそこワクワクしながら球場へと向かいました。
はじめに~現在の韓国渡航について(2023年7月現在)
■韓国入国について
基本的に韓国への入国、日本への帰国ともに、コロナ前とほぼ同じ状況でした。検疫手続きをスムーズに行うためにQ-CODEというアプリでの健康状態等の登録が推奨されてますが、これがなくても空港で健康状態質問書を記入すれば問題なく入国でき、特に入国に余計な時間がかかることもありませんでした。
■WOWPASS
今回初めて作りましたが、とても便利でした。WOWPASSとは、プリペイド式のクレジットカードと交通系IC(T-money)が一体になっているカードです。
T-moneyへのチャージはウォンのみですが、クレジットカードへのチャージは日本円でも可能で適用レートも良い方なので両替する手間も必要ありません。以前は日本で発行したクレジットカードが使用できないケースもありましたが、WOWPASSを使えばその心配もありません。
この辺についてはyoutubeやネットでもたくさん情報がありますので、それらを参考にしてみてください。
1.蚕室野球場
今回観戦したのはLGツインズvsKTウィズというカードで、訪れたのは韓国を代表する野球場として知られる蚕室野球場です。斗山ベアーズ、LGツインズの2球団が本拠地にしており、センターのフェンスまで125mもある大変大きな球場です。2チームのホームグラウンドのため、たいていどちらかの試合は開催されているようで、ソウルからも近いため訪れやすい球場だと思います。
アクセスも地下鉄の総合運動場駅の5番出口の目の前でとても便利でした。
球場周辺は屋台やスタジアムグルメを販売しているお店がたくさんあります。韓国のプロ野球はたいていの飲食物は持込可みたいで、球場外で食べ物や飲み物を調達している人が多いようでした。
2.チケット購入
海外からの来訪者が自力で前売券を購入するのは至難の業なので、当日券を購入しました。ここが正面のチケット売り場ですが、まずどこに並べば良いのか分かりません。
とりあえず人が少ない列に並ぶとそこは事前購入者のチケット交換列だったようで、隣の列に並びなおすように言われました。並び直して当日券、それもできるだけ前の方の席が希望と伝えると、すぐにエリア、列数を教えてくれて、地元LGツインズの一塁側の最前の席を購入することができました。
チケットは最初に紹介したWOWPASSで支払いました。
多少の英語は通じたので、韓国語ができなくなくても特に問題なく希望の場所のチケットを買うことができると思います。
3.球場内の様子
コンコースは選手の大きな写真が飾られたり、グルメショップが並んだりと日本の球場と特別変わった雰囲気はありませんでした。またスタジアムの中に何店舗かコンビニもあり、そこでは町中と同じ価格でビールや食べ物が販売されており、これは日本とは違う点だと思います。
4.スタンドの風景
そして球場内に入るといました、カメラ女子たちです。どこの国、どこのチームにもヲタクはいるんだなと改めて思いました。彼女たちを見ていると、必ずしもレギュラー選手のファンではなく控え選手の熱狂的なファンも多数いて、この点も日本のヲタクと全く同じでした。
日本で度々、ネットに張り付いて撮影するなどの観戦マナーは韓国では試合前、イニング中にはそういった人たちは発生しましたが、試合中はみな自分の椅子に座って撮影を楽しんでいるようでした。
ちなみにネットに張り付いて写真を撮影しようものなら、ハンディ扇風機を片手に持った係員がすぐに注意しに来ます。日本なら「ハンディ扇風機なんか持って仕事するな!」と、小言を言う輩がいるかもしれませんが、韓国も大変暑いのでこれは別に問題ないと私は思います。
あと今回座った席はなぜか両隣の人たちが友達どうしで、私を挟んで会話するという状況でした。私が席を交換しようかと提案した所、「ケンチャナヨ(大丈夫です)」と言われました。私は「いや、そうじゃなくて、私が気まずいから替わって欲しいんです」と言おうと思いましたが、そんな韓国語は分かるはずもなく、結局試合終了まで席を替わることなく観戦することとなりました。
試合中、その人たちと少し話しましたが、翌日プサンで行われるロッテ・ジャイアンツとの試合を見るために、彼女たちは遠征する予定だと言ってました。やはりヲタクというのはどこまでも推しを見に行くものなんだなと思いました。ちなみに翌日のプサンの試合は大雨のため中止でした。
スタジアムはこんな感じです。収容人数は25,000人ぐらいのようです。
5.観戦した試合の多少の感想
1試合見ただけでは韓国プロ野球の特徴は分からいないので、この試合だけの印象になりますが、多少走塁の判断が甘くてアウトになるシーンがいくつか見られました。
また印象に残った選手はLGツインズの1番バッターだった背番号51のホン・チャンギ(洪昌基)選手です。この日も決勝のタイムリーツーベースを打ち巧打者の印象で、私の隣に座っていたアガシはこのホン・チャンギのヲタクでした。ちなみにホン・チャンギはどんな選手かというと、慶應義塾大学の吉川海斗のような選手と言えば、皆さんイメージできるでしょう。
6.応援スタイル
そして「韓国で野球を見てるんだなぁ」と感じるのは、その応援を見ているときです。
日本のプロ野球と違い、韓国プロ野球の応援の中心は内野席です。チアガール、マイクの人、キャラクターがラジカセの音源をバックに踊り、叫ぶというスタイルです。
日本のプロ野球と同じように選手それぞれに応援歌があるようで、スタンドのお客さんはその応援歌を歌い、踊ります。情熱的な国民性ということもあり、応援しているチームが得点すれば、みな思い思いに喜びを表現します。
7.応援とは文化
蚕室野球場は日本の球場とそれほど大きな違いはなく、新鮮さを感じることは正直ありませんでしたが、日本とは違う応援スタイルを生で感じることができたのは大変面白かったです。
日本の野球も大学野球、社会人野球、プロ野球、高校野球それぞれ応援スタイルがあるので、異なるカテゴリーの野球を楽しむということは、その応援を楽しみ、文化を理解することなのかなと思いました。
また機会があれば韓国プロ野球、そして同じアジアの台湾のプロ野球も見に行きたいなと思う今回の訪問でした。
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