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「好き」を仕事にする落とし穴

Webライターのメグノンです。

以前に「好きこそものの上手なれ」という記事を書きました。
一言でまとめると、好きなことや得意なことを仕事にできれば理想的だよね、という主旨。

今も基本的な考えは変わっていません。
しかし、思うところがあってより現実に即した内容に修正しようかと。
そのきっかけとなったのが下記のツイート。

誰でも一度は好きなこと・得意なことを生業にしたいと考えるでしょう。
ところが、それを実現できても想定外の障壁が待ち受けているのです。
いわゆる「理想と現実のギャップ」

部活動で説明するとわかりやすいかもしれません。
たとえば、テニスをしたくてテニス部に入ったとします。
しかし、入部して早々コートに立つことはできませんよね。
初めは球拾いや体力づくりからスタートします。

「私はラケットを振りたい!」と意気込んだところで、そうは問屋が卸さないのが現実。
延々とやりたくない雑用ばかりをやらされ、悶々とする日々を送る。
だからこそ、コートに立てた時の喜びは計り知れません。

仕事も同じです。
下積み期間なくして、本当にやりたいことはできない。
好きな仕事に就いたからといって、すぐに希望している業務を任されることはないでしょう。
新入社員が短期離職してしまう背景には、こんなはずじゃなかったという気持ちが少なからずあるはず。

卑近な例を持ち出すと、私自身がそうでした。
文筆業に憧れてWebライターになったはいいものの、最初の数か月間は本当に書きたい記事を書けませんでした。
目の前の仕事を全力でこなし、コツコツ実績を作り上げる時間が必要だったのです。
めげずに書き続けたからこそ、少しずつ道が開けてきたと実感しました。

実績ができる前に挫折してしまう人は多いです。
好きなことを仕事にするには、稼げない時期を乗り越える忍耐力が必須。
すぐに結果が出なくても、あきらめてはいけないのです。
心の底から好きだと思える仕事なら、辛くても耐えられるだけの情熱があるでしょう。
そういう意味では、好きを仕事にするのが理想的なのです。

どんな仕事であれ、やりたくない業務が含まれているもの。
好きな作業とそうでない作業の割合が7:3程度なら、まあいいかと思えるのでは?

短いですが、今回はこれにて〆とします。
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