すぅーーーーーーー(言いたいことも言えないこんな世の中じゃ)

こんにちは、びえです。

これから帰省するので、先に本日のnoteをば。今期のドラマから。


ひじょーーーにモヤる

この言い回しでわかった人は、みてましたね?「同期のサクラ」

私、ドラマは脚本家とキャストで見るかどうか決めております。でもね、遊川さんの脚本、あまり好きじゃなくてですね、最初ずーっと見てなかったんです。

ということで、以下の感想は後半サクラが目覚めたあたりから見てた人の戯言ですので、結末など納得できた方はスキップしていただいて。ぜひ。

私がとても気になっていたのは黒川

黒川が「戻ってこいサクラ」と言った時点でもぉーモヤモヤモヤ。

あーーーー、いるよね、こんな感じで上に上がっていく人。

そう、周りの人を最大限に都合よく利用して自分が上がっていって、自分の手を全く汚さない人。自分に着いた汚点は早い段階でどうにかする。人を切ってでもする。大手にいがち。私が大っっ嫌いな人種です。ハイ。

黒川は善人か?

黒川善人説には「サクラを辞めさせないように力を尽くした」「若者に発言の場を与える」「何よりサクラの理解者」とありますが。一つ一つぶっつぶしていきます(えっ)。

モヤ1「サクラを辞めさえないように力を尽くした、は本当なのか」

私にはどう考えても「自分が描くシナリオ通りにコマを動かしている」ようにしか見えないのです。だって、人事部長だよ?副社長になった後の力の使いようみれば、色々制度の穴掻い潜って辞めさせないようにすることもできたんじゃないの?と思うわけです。おまけになにあの

「サクラが就職活動してるとこに現れて話を持っていく」

って。募集をかけている建築会社に面接に行くだろう、受けに行くところはまぁ、葵に聞けばわかる、でも多分あの性格上、どこにも受からないだろう、最終的には小さいところに行くだろう、受からないと打ちひしがれてるサクラに手を差し伸べればNOとは言わないだろう、まで考えてたんじゃないかなと。

そこまで含めて黒川の、計画通り、なだけでは、と。

モヤ2「若者に発言の場を与える」

これに関しては前半見てないからなんとも言えないとこありますが、最終回の会議の場にサクラを引っ張っていって発言させたあの場面から考えると

「本当は言いたいことあるけど、自分が悪者になりたくないから、若手に言わせる→意見を支持する→若手の意見を採用するいい上司」という印象操作を含めて思い通りにことを進めるための手法かなと。

前半で黒川がアドラーの「嫌われる勇気」って本読んでたみたいですが、自分自身は嫌われないように操作してるじゃねーかと私は思ったのです。ズルイ。

モヤ3「何よりサクラの理解者」

黒川はサクラを怖かったのではないかと思うのです、自分で採用しておいて(→個人的にはこれも本当なのか怪しい)。「置かれたところで咲きなさい」「嫌われる勇気」「家族という病」を読んでいたとありますが、サクラのために、というよりは逆に黒川ができていなかったところではないかと思うのです。だってサクラを採用した理由の一つに娘に似てた、娘はこのように生きててくれたかもしれないから、ってさぁ?!「家族という病」は「家族に過度に期待すんな」って本でしょ?これ、本当に読んでた人の発言?って思う訳です。

そもそも黒川の発言全てが本当だとは思ってないのでなんとも言えないことはありますが、最後にサクラを引き止めるために出たこの発言はサクラが家族を大事にしていたから「自分は家族だと思っているんだ」というエピソードで釣ろうと思ってたのでは、と思う訳です。。。

そう、理解(しようとしていた)者であることは間違いないけど、怖いから理解した上で利用しようとしていた、のではと。理解者って言葉は賛同した上で損得なしによくしてあげようと思う人って言葉だと思うけど、私の定義が違うのかしら。


私の場合

なんで私がこんなに熱く、善人なの?違うんじゃね?って言うかといいますと。

いたの。前の上司がこんなんだった。今は組織の長になっている人だけれども。

私もサクラに出てくる葵のように「得体の知れない人」と思ってました。

その理由は「目の奥が笑ってない」

以降、上司をAさんとしましょう。Aさんは私が入社した時は隣の部署のヒラ社員、部門のエースとして数ヶ月後に海外赴任を控えていました。あるとき、私の部門のリーダーとAさんが揉め、リーダーはのらりくらりとAさんの追及をかわしたようでした。その後、Aさんは私のところにツカツカときて「俺が戻ってくるまで、あの人どうにかしておいて」て言ったのです、目の奥が全く笑ってない顔で

私、怖くて怖くて。Aさんの赴任は数年に渡ったのですが、のらりくらり追及をかわすようなリーダーを私みたいな小娘がどうこうできるものでもなく、いつ帰ってくるんだろう、私どうなっちゃうんだろう、と。あいたくなくてあいたくなくて震える。

Aさんが日本に戻ってきてから、もちろんリーダーが変わってないことに私がとやかく言われることはなかったのですが、怖かった出来事は私の心から消えることなく、、、

Aさんは行く先々で成果を上げ、もちろんそれが上の立場になる推進力となっていくのですが、同時にオジサマ達から聞こえてくるのが「アイツ自体はなにもしてないよ、周りが苦労してるだけだし、恐怖政治」ともっともらしく理路整然と必要性を言って人にせざるを得ないところに追い込んでいるという話。ああ、やっぱなにも変わってないんだな、と思ってました。実際、精神を病んで辞めていった人も何名かいました。そして気がついたらAさんが自部門の部長になっていたのです。

そして、私。あるイベントの準備もしながら大量のルーチンもこなしながらでバタバタしていた矢先に、心も弱っていたのでしょう、イベント直前にインフルエンザでぶっ倒れてしまったのです。

ルーチンが切迫しているからイベントの準備に時間が取れずに困っていることを同じ部門の先輩に相談しても「やるしかないんじゃない?」と言われ、上司であるAさんに進捗含めて相談したくてもデスクに居ない。自分で全て抱えて込んでしまった。そりゃぶっ倒れる訳です。

インフルエンザになってしまったからイベントには出れない。土日でどうにかしようとしていたほぼ何も出来てないスライドを提出。結局はケツを拭いてもらうということになったのですが、、、この出来事が私の心に重くブッ刺さった。

Aさんが怖くてしょうがない。

最初に私に植え付けられたAさんの印象が「俺が戻ってくるまでに〜」だったし、今は昔と違ってAさんは権力もある。上司だし。

ええ、朝起きれなくなりました。

え、こんなもんで?メンタル弱すぎね?とお思いでしょう。あのときの私はくそ豆腐メンタルだったのです。やわやわふわふわの絹ごし豆腐並の。

結局休職せざるを得なくなり、精神系の病院にも通いました。主治医と上司の2者面談ってのがあり、面談終了してから先生より「あれは大変だ、さすがに疲れた、なぁ?(近くて見てた看護婦さんがうなずく)」とAさんに対する客観的意見もいただきました。これで、私がAさんより受ける印象の認識が他の人違わないことがわかって、少しは救われたのですけど。

休んでいる間に迷惑をかけている人、少なくともその人に恩を返すまでは会社は辞めれないと思っていたので、復職を目指して頑張りました。

まぁ、今から考えればそのタイミングで逃げた方が得だったような気もするけど。復職直前に産業医(主治医とは別に通わないといけなかったのです、専門は内科)には「産業医の僕が言うのもなんだけど、医者として言うなら、、いいんだよ、この会社じゃなくても」といただいたけど、「がんばってみます」って言っちゃったんだよなぁ、あの日の私。

産業医からOKをいただき、なんとか復職したら、ラッキーな事にAさんは直接の上司ではなくなっておりました。そしてAさんの派閥には入っていない方が私の上司となったのです。。。

と、Aさんと私が直接関わったところまでを書きましたが、正直、その後Aさんが汚点(=自分が部門長だったときに休職者を出した)である私に対してどのように手を下していたかはわかりません。しかし、彼の派閥である方が私の上司になり、且つAさんが組織のTopになってから、仕事がうまく回らなくなり、私が退職した、ということを考えると、何か操作があったのではと勘繰ってしまうのです。

私が黒川のようにうまく立ち回って仕事がうまく回せる人間であれば、こうはならなかったのではないかな、とも思いますが、正直私はそういう人間になりたくない。

私が辞める直前に、定例の産業医面談があったので、休職時にお世話になったことからお礼と挨拶をしたのですが、「いやぁ、僕も正直産業医辞めたいんだよね、前とだいぶ変わっちゃったでしょ?」と先生がおっしゃって、組織自体がトップの色に完全に染まってしまっていることがわかりました。

「逃げるは恥だが役に立つ」。今の染まりきった会社に居る方々とは連絡を断つことを決めました。ああ、「恩を返すまでは辞めれない」なんて思ってたぐらいだったのにな。悲しいなぁ。一人一人に会えばまた違うのかもしれないけど、もう十分振り回された。私の人生にはもうこの会社は要らない。

葵が心配だ

同期のサクラに話は戻りますが、あの最終回終わった後を想像するに、サクラと同期であるエース社員葵の立場がどうなるのかが気になってしょうがないのです。だって、あのプロジェクトチーム、サクラ抜けてどうなるのよ。まぁ、葵は私と違ってエース社員でうまく立ち回ることもできる人だろうから、黒川とは距離をうまく保ってどうにかするのでしょうけど。


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唯一の教訓

やべぇな、この人、という人とは一緒にいなくてもいい、ということでしょうか。。。だいたいそんな人は死んだ目をしています。感情がどっかいっちゃっている。私は羊の目をしていると呼んでおります。隠語としてぜひ(なにを)。羊の目をした狼

サクラと同期も同じ会社にはいないし、嫉妬とかの感情が入らない良い距離=別々の道を行く、になったのはハッピーエンドなんだろうな。距離感大事マジまんじ


今日のよしなしごと

すゑひろがりずのド下ネタ最高ですね

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