高知県の墓じまい編
高知県のお墓を都内の霊園に移設したいというご依頼を受けてやって参りました。
もしかしたら高知県って初めて来たかも知れないと駅を降りて感じました(もう47都道府県すべて行ったと思い込んでいました)ので、新鮮な旅?となりそうです。
墓地の場所は高知駅から2kmほどの筆山公園。
公園???
行ってみると遊具など置いてあるような公園では無く、ただの「山」でした。しかも無縁仏らしき墓跡が周辺に積み立てられていたり、放置されていたり墓山という言葉があるか不明ですがそんな感じです。
公園の駐車場で現地の石材店さんと待ち合わせ。駐車場からは道なき道を20分ほど歩いたところに依頼主のお墓がありました。道らしきものが無い上に無縁仏がたくさんあるので探すのに一苦労。
写真では分かりづらいと思いますが、この中に墓跡が300体ほどあります。
しかも道が見えない。
ここは駐車場に近いライオン岩(というランドマーク的な存在)の付近で、道がひらけています。
しかし眺めが良い。高知港が一望です。しかもこの日は天気が良かった。
このあたりは昭和初期から山に勝手に墓を作る事が暗黙されていた(今はダメ)ので、このような墓山が沢山あります。でも墓参りが大変!お年寄りだと無理だと思う。
さてと目当てのお墓に到着です。
ポツンと立派なお墓がありました。
計測して見積もりを出します。
高知は降水量が多いので、骨壺を地下に入れない「納骨堂タイプ」のお墓が昭和50年代より主流になっていて墓石の下にコンクリートで遺骨を入れるカロートが見えています。こちらも正にそのタイプですね。そのため骨壺の出し入れが簡単。
まぁそんなに出し入れするものでもありませんが。
下山して商店街を歩くと「ひろめ市場」なるものを発見しました。海鮮のお店が沢山出店しているようです。
せっかくなのでカツオのたたきを頂きました。こちら1,400円(安くも無いかな・・)
個人的な感想ですが、東京で食べるカツオと大差は無いように思えた気もしますが、本場で食べると満足度は高いですね。
という事で高知の墓じまいというより、お墓の現地調査を完了しました。同行してくれた石材店の方、とっても良い方で安心しました。
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