母の嵐のダメ出し、料理タイム

骨折した母が心配で、顔を見にいったら
「遠いのに来なくていいのに‥」
といいつつも
右手を吊ってるので何もできず
困っていた様子。

「この書類書いてくれへん」
「冷蔵庫の椎茸がもう古くなりかけてるから、料理してくれへん?」
「入院準備してるからカバンに入れてくれる?」

はいはい‥といいながら
次々こなす。

「椎茸とこんにゃくとにんじん、ひじきあるから
炒めて!」
それさえ言われたら、主婦歴25年
適当に作れるさ、私は。

ゆっくり座ってたらいいのに
キッチンの私のすぐ横に立つ‥

「こんにゃく湯がいて、切ってね」

こんにゃくの切り方は?

「適当でいいよ」と母が言ったので、
切りかけると
「あーー、大きすぎるわ。もっと小さく、その半分にしてよ」とかぶせ気味にいう。

ひじき洗うと「もっとちゃんと洗って!」

しょうゆあるー?
と聞くと
「これで簡単に味付けてるから」
とつゆの大瓶を渡す。

「あーー、これ味濃いから、ちょっとでええねん!」

味みると薄い‥
母が見てないとき、もうちょっと足した。

大量に出来たので
我が家の分も少しタッパーに入れて持って帰る。

晩ご飯にて

夫「味薄くない?お父さんお母さん、塩分気をつけてはるのかな。」
優しく気遣うけど

そんなんじゃなく母は
ただ私にダメ出ししたかっただけねんけど‥


そんな私がコーチになって
子どもとのコミュニケーションの講座をする

子育て講座するとき、私が演じてみせる
「やってはいけないリモコンママ」

ダメ出しの嵐の母、
ホンマに悪い見本どおりでおかしかった。

今日は入院。
また元気に口達者で帰ってきて。

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