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そうさくしゅうかい所

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そうさく八百万の神が集う集会所。 ここにはありとあらゆる「創作」が集まっています。 あなたの心のままに手に取ってご覧ください。
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#しめじ編

豊かな彩ある毎日!ー創作八百万の神が集う場所(12/31更新)

マガジン「そうさくしゅうかい所」の目次(サイトマップ)です。創作の八百万の神様が集ってい…

◇不確かな約束◇序章

7年後、ここでまた会いましょ!ユキが、別れを受け入れられず黙りこむ僕にそう言った。 ★★…

しめじ
4年前
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◆不確かな約束◆第3章 しめじ編 ふたりだけの世界

ユキに強引にタクシーに乗せられ病院へと向かう間、ユキはずっと僕の手を握っていた。不安から…

しめじ
4年前
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◆不確かな約束◆しめじ編 第4章 祈り

今日2/28、シュウに別れを告げた。私としては7年後、ふたり供もっと成長した状態で再会し、今…

しめじ
4年前
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◆不確かな約束◆しめじ編 第5章 上 大阪の洗礼

「シュウ カッコつけとらんとガンガン呑んだらんかいっ! もたもたしとったらビールが蒸発し…

しめじ
4年前
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◆不確かな約束◆しめじ編 第5章 中 怠惰な生活

うちのサークルは、別の大学と合同で飲み会をする事もよくあった。そんな時、一緒に行動するの…

しめじ
4年前
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◆不確かな約束◆しめじ編 第5章 下 別れの大阪

「アヤってさ ルックスええやろ。だからさ さっきみたいに声掛けられること多いねん。ほんで、ウチもついていったりしてたんやけどな、おもろないんやんかー。だったら別行動した方がお互い気を使わなくてええやろ思ってんねんな。そしたらシュウ君も残って私を送ってくれるゆーたから、ウチめっちゃ嬉しいんよ」 「へー 友達どうしなのにけっこう気を使ってんだね。俺はミユちゃんと一緒にいたいと思ったから残っただけだよ」 「えっ ほんまにー。嘘でもうれしいわー」 「ほんまだよ。ほんま。ミユちゃ

◆不確かな約束◆しめじ編 第6章 上 私の新たな生活

シュウに別れを告げた後、デパートのトイレで一頻り泣いた私は、シュウとのLINE を削除した。 …

しめじ
4年前
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◆不確かな約束◆しめじ編 第6章 中 ユキとハナコ

ここ帯広の夏はとても過ごしやすい。東京のじめじめした不快な暑さはなく、気温は20度を少し超…

しめじ
4年前
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◆不確かな約束◆しめじ編 第6章 下 告白

大学2年生の冬、地元での成人式の案内状が届いた。皆に会いたかったけど、〈不参加〉に丸をつ…

しめじ
4年前
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◆不確かな約束◆しめじ編 第7章 上 後悔

僕は神田にある映像会社に就職した。パチンコ台のアニメーションや企業のPR映像などを主に手掛…

しめじ
4年前
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◆不確かな約束◆しめじ編 第7章 中 社員旅行

「いいかシュウ。クライアントと話す時にはまず、相手の話しを受け入れろ。その後で、何か伝え…

しめじ
4年前
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◆不確かな約束◆しめじ編 第7章 下 懺悔

*この記事には性的な表現が含まれております。苦手な方、不快に感じる方は読まずにスルーして…

しめじ
4年前
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◆不確かな約束◆しめじ編 第8章 上 遊園地

私達は女子3人で遊園地に来ていた。山梨県内にある、絶叫マシンで有名なとこだ。 一緒にいるのは同じ牧場で働いている、先輩のシオリさんと、同期のリコちゃん。シオリさんが、「たまには女子だけで遊びに行こうよ」って誘ってくれた。 シオリさんは面倒見のいい先輩で、わからない事があると大抵シオリさんに訊くことにしている。おじさん達はぶっきらぼうなので、訊いても「パッと」とか「シューっと」みたいな感じで、擬音で答えるのでよくわからない。その点シオリさんは、丁寧にわかりやすい言葉で教えて