ドイツ人も、あんまり賢そうじゃない…

先日、Amazon.co.jp からのメールで、哲学本の新刊の紹介を読みました。

神話・狂気・哄笑――ドイツ観念論における主体性 

……え~と、note 初心者のわたしですが、もしかして、note では、アマゾンさんの画像リンクは、できないのかな?
面倒なんで、後で調べます。

さて、上述した「神話・狂気・哄笑――ドイツ観念論における主体性」という本は、邦訳版が、2015/11/27に発売予定だそうで、アマゾンでは、現在予約受付中です。
わたしもまだ、本を読んでません。

この本の著者は、マルクス・ガブリエル、 スラヴォイ・ジジェク。
このマルクス・ガブリエルという人を、わたしは、実は、知らないんですけども……。

Amazon の説明文によりますと、
本書は今ドイツでもっとも注目を浴びる若き天才が、ジジェクとともにドイツ観念論の古典再解釈を通じて、そうした現代思想の新潮流を敢然と批判する。
……だそうです。
へ~え。
「若き天才」だそうですよ。
「1980年旧西ドイツ生まれ。哲学者。」
うゎかい!ですね。
確かに若いです。
「天才」かどうかは、知りませんが……
このマルクス・ガブリエルさんの本を、少しでも読んでから、感想でも述べますかね。

だけど、「ドイツ観念論」だって……どいつんだ(笑)
もう、知らない人のことは、知ってるフリは、しないほうが、よかとです。
わたしは、しませんけども。
ええ、わたしが知らない哲学者ということは、相当にお若い方です。
確かにわたし、ここ10年ほどは、新しい哲学書をまったく読んでないです、レヴィナスの本とかデリダの本とか、故人の古い本を少しだけ。
だから、わたしがマルクス・ガブリエルさんを知らないのは、当然です。

しかし、知ってる人が「若き天才」と絶賛しているのなら、スゴい人なんでしょうね。
全然たのしみじゃないんですけど……古代ギリシャの哲学などを学んだ人らしいです。いや西洋哲学者なら当然、勉強してないと無理ですけど。
古代ギリシャに詳しければいい、というほどのものでもないですが、確かに、古代ギリシャの哲学をある程度知らないと、哲学書も、聖書も、まともに読めません。本を書いてる人の真意が読めない人が、人から「天才」なんて呼ばれるはずがないし。

そう、このマルクス・ガブリエルさんを賞賛する人は皆、彼の本を正しいと信じている、ということです。
そうして、彼の西洋哲学の知識、本の読み方なども、すべて、正しいと信じている、ということ。
今から西洋哲学を勉強しなおす気にならないから、彼の本をあげつらうことは、できないな。
だけど、西洋哲学というのは、「ドイツ観念論」なんか、関係ないぞ。
もう、ほとんどすべてが、聖書の揚げ足取りだ。
というか、西洋哲学者はみんな、「自分たちは新約聖書を読める」と、言い張って本を書いておられる。

そういう感じで、聖書を読める哲学者さんなら、それは面白い本を書いておられるだろうが、「ドイツ観念論」の話なんか書くより、素直に、新約聖書の読み方の本でも、書かれたほうが、かしこい。
だから、わたしは懐疑的。

どうせ、「誰も聖書を読めない」とか書いたほうが、よっぽと話題になるし、なんか、この人が天才なら、彼よりもっと聖書を読める人がいたら、その人は、何様なのか?

まだ発売前の本なので、ツッコミにならない。


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