これから宣伝会議賞を目指す人へ④

ダジャレ封印のススメ。

早くも更新が途絶えがち。はー、書きたいことはあるけど、筆が進まねえ。
noteの使い方も慣れねえし。
寝ている間に描いてくれる機会があったら楽なのになぁ。どうもボキです。

ところで、ダジャレは諸刃の剣だと思います。
ハマった時の破壊力はすごいものがありますが、
スベりやすいものもまたダジャレの宿命。
職場のおじさんがダジャレを言うと舌打ちしたくなるのに、
自分が考えたダジャレはなぜか可愛さ100倍。
「わたしってセンスある!」と思わせてしまう魔力を持っています。
わたしもダジャレは大好物です。おじさんですから。うひ。

ですが、初心者のうちはダジャレは封印した方がいいんじゃないかなぁ。
とおもうんだなボカァ。
これは極めて個人的でプライベートでシークレットな感想ですが、
ダジャレは「なにかうまいこと言えた」気になってしまう気がするんです。
引っ掛ける素材として商品まわりの言葉を使うし、
シャレと言うくらいだからユーモアも感じます。
すると大したこと言ってなくても、なんか気の利いたコピーできたやん、
とちょっと心が浮かれがちになりませんか?
なりませんか。そーですか。
僕はなるんです。ダジャレ好きだしおっさんだし自分に騙されやすいから。

そしてダジャレの恐ろしいところは、
ひとつ考えだすとダジャレ脳のスイッチが入ってしまうこと。
後から後からダジャレが浮かぶこと。
むしろダジャレしか浮かばなくなること。
おっさんがひとつダジャレを言ったら、
他のおっさんがダジャレで返して、さらにまたダジャレを生んで‥‥
という地獄のようなシーンを目にしたことはないですか?
ないですか。そーですか。
僕はあります!ダジャレ好きだし、まわりもおっさんが多いですから!

というわけで、ダジャレは増殖しやすい。と断言してしまいます。
批判や否定は受け付けません。

だから、ご用心ください。
ダジャレに思考回路が支配されてしまうと、
ダジャレを考えるのが楽しくなります。
そうすると360°から商品やサービスを見る視点が失われがちに
なるのじゃないかなと思います。
もちろん、手練れは違いますが。

あと、ポッと浮かぶくらいのダジャレは、
何百人もいるライバルも同時多発的に考えています。
さらに上位組はその上の絶品ダジャレも考えます。
超絶品ができた時の破壊力は凄まじいです。

「ギュルリ途中下車。」
「ぶらぼうにうまい。」
「きのう、きょう、アース。」

改めてSKATを開かなくても、目を閉じるだけで
過去の受賞作がまぶたに浮かんできます。
ああ、羨ましい。
俺もこんなダジャ‥‥‥コピーが書きたかった!
やっぱりすばらしいダジャ‥‥‥コピーは、記憶に残りやすいですね。

ちなみに眞木準さんは「私のコピーはダジャレではなくオシャレです」と
おっしゃっていました。
なるほど。
ダジャレは漢字で「駄洒落」と書きます。駄は駄目の駄、駄作の駄。
ダジャレのままでは上には行けない。
審査員を唸らせるコピーは、
ダジャレの域を超越したメッセージを孕んでいるんですね!
それは新しい提案であったり発見であったり、共感であったり!
うーん、奥が深いぞダジャレ道。いやオシャレ道!

いかん。1人でコーフンしてしまいました。
やっぱりダジャレはおっさん心を捉えてやまない魔力があります。

なんかとりとめのない内容になってきたな。。。
ダジャレって何回書いたかわからんくらい書いたし。
筆が滑るというのはこういうことを言うのでしょうか。
かといって書き直す気力も起きないので、
今回は自分への戒めとして、この言葉で締めたいと思います。

ダジャレは魔物や!コピー初心者は取扱注意!

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