座右の銘 190830



ある日会社のパイセンが俺に聞いてきた。

パイセン「そうすけさん、座右の銘とかってあるの?」

俺「座右の銘、、あぁー、ありましたけど既に叶ったように思うので今は無いですね」

パ「叶ったって、どういうのだったの?」

俺「うーん、ここで言うのはちょっと恥ずかしいのだけど『友だちを大切にする』ですかね」

パ「そうなんだ。俺なんかこの歳(41)になって友だちなんて殆どいなくなっちゃったよ」

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普通、JAPANで仕事や会社の垣根を越えた関係の友だちと言うのは中々出来ないらしい。

そんな中、先日上海からオイラの体調を気遣い、励ましに友人が来てくれた。
それをきっかけに気心知れた元チャイナ戦士達が集合する。
僕の座右の銘は既にチャイナで多くの友だちを得た事で叶ったと思っていたが、叶ったことで終わりにするのではなく、今後も継続させなければならないと思い直したのでした。

仲間のピンチの時に現れてくれる人=友だち。

俺は自分が思っている以上に幸せな人間なのかもしれない。
そう思った夏の終わりの下北沢でしたとさ。

つづく

>>会社のパイセンはもしかしたら子供の頃は友達が沢山居たのかもしれない。
けど俺は子供の頃、心を許せる友達がいなかった。
大きなターニングポイントは2000年から始まった中国での生活。
ここで沢山の友人に恵まれ、彼らとの関係は今も続く。
そして、彼らの存在が俺の闘病生活に再び欠かせぬ存在となっていく。。