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初めてのロードバイク:Bianchi Via Nirone 7

そもそもロードバイクを始めようと思ったきっかけは、実はフィールサイクルでした。一時期話題になった暗闇バイクエクササイズですね。ロードバイクを購入した時点で既に2年ほどフィールサイクルに通っていました。とても楽しかったのですが、会費もかかるし、わざわざスタジオに行くのも正直ちょっと面倒になってしまって・・

そういうわけで、2018年9月に初めてのロードバイク、BianchiのVia Nirone 7を購入しました。私は割と色々調べる方でして、ロードバイク購入にあたっても結構色々調べました。今回は、その時調べた内容と、どのように購入車種を決めたのかについて書いてみたいと思います。

ロードバイクの材質

ロードバイクのフレームに使われている材質は、大きく分けて3つ。クロモリ(クロムモリブテン鋼)、アルミ、カーボンです。この3つの違いは、ざっくり硬さと重さでしょうか。重量はクロモリ>アルミ>カーボンとなっていて、一番軽いカーボンがお値段的にも一番高いです。

私が調べた限りでは、多くのメーカーがエントリークラスの比較的安価なモデルにはアルミ、ミドルクラス以上のモデルにはカーボンを使用しているイメージです。クロモリはクラシックな見た目でかっこいいのですが、この時の私の候補には上りませんでした。

結局当時出した結論は、もし飽きてしまったり、止めたくなった場合のことも考えてアルミのエントリーモデルと決めました。

コンポーネントはどうするか

コンポーネントとは、ブレーキやギアなどの駆動部品のことです。ロードバイク用のコンポを作っているメーカーは、3社あります。日本のシマノ、アメリカのスラム、そしてイタリアのカンパニョーロです。他にもあるかもしれませんが、一般的に完成車として購入できる車種に使われているのはこの3社のどれかと言って良いと思います。

各社最高級グレードからエントリーグレードまでラインナップを取り揃えています。この時点でスラムは候補にはなく、シマノとカンパニョーロどちらかと思いました。カンパニョーロなんとなくかっこいいし・・でも、アルミのエントリーロードにカンパニョーロを装備しているメーカーはほとんどないんですよね。それに、買った後の整備のことを考えても、使っている人が多そうなシマノの方が色々相談できて安心かなと。というわけで、コンポのメーカーはシマノ

では、シマノの中でもどのグレードにするか。アルミのエントリーモデルだと、シマノのSORA、Tiagra、105(イチマルゴと読みます。最初ヒャクゴと言ったら大笑いされました)あたりが装備されているケースが多いようでした。この3つの中でどれが良いのかということなのですが、この3つの大きな違いはリア(後輪)側のギアの段数です。105と、更に上位のUltegra、Dura Aceがリア11段あるのに対してSORAは9段、Tiagraは10段です。

とりあえず乗れれば良いやということであれば値段でSORAでも良かったのですが、この時点ではまだロードバイクで何をしたいのかが定まっていません。SORA搭載車と105搭載車でお値段の差は数万円程度だったので、それならば105にしておこうという判断で、コンポはシマノ105に決めました。

ロードバイクのサイズ問題

私は身長が低く154cmしかないため、サイズ選びも重要でした。ロードバイクはママチャリと違い、タイヤの大きさによってサイズが変わるのではありません。タイヤの大きさは全部同じで、フレームのサイズ(ジオメトリ)が違うのです。また、これまたママチャリと違いサドルに座ってスタートするのではなく、トップチューブに跨った状態からのスタートです(下の写真がセットポジション。サドルには座ってません)。適正サイズは、トップチューブに跨がった時に股下に2-3cmの隙間があるくらいらしいです。

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いくつかのメーカーでは女性専用の小さいサイズがあるようでした。アメリカのブランドTREK、Cannondale、台湾のGiantには女性専用ラインLivがあります。私が購入したBianchiもかつてはDama biancaという女性ラインがあったようですが、数年前になくなったようです。その代わりなのか分かりませんが、Via Nirone 7にはかなり小さいモデルが存在します。私が買ったのは一番小さい41サイズです。ちなみにスウェーデン人の同僚にこの話をしたら、「そんなに小さいサイズがあるのか」と心底驚かれてしまいましたorz

ロードバイクのメーカー

ロードバイクのメーカーは本当に何十社もあるので、ここに全て列挙するのは無理ですが、私が色々調査した結果気になったメーカーはPinarello(ピナレロ)、Bianchi、De Rosa(デローザ)の3つでした。偶然にも全部イタリアのメーカーです。ミーハーぶりが窺えますね。正直なところ、お値段的には前述したTREKやLivの方がこの3つのメーカーよりも断然お得です。

では、なぜ最終的にBianchiを選んだのかというと、結局最後は見た目です。もちろんPinarelloもDe Rosaもかっこいいのですが、”チェレステ”という印象的な色にも惹かれました。イタリア語で青い空を意味するそうです。

車体以外に購入が必要なもの

ママチャリしか乗ったことがない人間には信じられないことに、ロードバイクにはペダルも、ライトも、スタンドも付いていません。というわけで、これらの付属品は全て別途購入が必要になります。スタンドはあまり必要ないんですけど。というわけで、車体以外に納車前後に購入したものがざっくり以下の通り。

ライト(フロント&リア)
ペダル(フラット)
ヘルメット
ベル
ディスプレイスタンド
タイヤチューブ(パンク修理用)
タイヤレバー(パンク時にタイヤを外す工具)
サイコン(サイクルコンピューター)

こう言った諸々と車体で、結局トータル20万円以上かかりました。サイコンは最初からなくても良いものなのですが、私結構データ取りとか好きでして・・サイコンでスピードやケイデンス(ペダルの1分間の回転数)とか色々データが取れると聞いてつい買ってしまいました。ライドの後は必ずサイコンのデータを見て、一人振り返りをしています。

最後に

というわけで、私が最初のロードバイク購入にあたって調べたこと、何を基準に選んだのかについて書いてみました。予算の件を書きませんでしたが、全部込みで20万円までと思っていましたので、サイコンを除けばだいたい予算内に収まりました。ロードバイクの選び方に良いも悪いもないと思うのですが、こんな選び方もあるよという一例として捉えて頂ければ。

今回ご紹介した1台目購入から1年と少し、昨年末に2台目を購入致しました。こちらについても後日ご紹介させて頂ければと思います。

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