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格安スマートトレーナーXplova NOZAってどうなの?1年使ってみた感想

このところの外出自粛で、Amazonやその他の通販サイトでも売り切れが続出しているスマートトレーナー。スマートトレーナーとは、BluetoothやANT+を使ってサイコンやアプリと連携し、自動負荷をかけてくれる室内トレーニングに欠かせない機材です。私は主にZwiftと繋いで使用していますが、アプリ上の地形変化に合わせて自動で負荷が変わるので、より実走に近い感覚を味わえます。

しかし、このスマートトレーナー、まあまあお高い代物なのです。特にダイレクトドライブと呼ばれるタイプのものは高価で、有名なWahoo Kickrだと、お安いものでも15万円代から。ミノウラやELITEでも10万円を越えてきます。ダイレクトドライブ式は、後輪を外してトレーナーのハブを回すので、静音性が高いのが特徴です。そんな中、2018年10月に発表されたXplova NOZAは当時95,040円という10万円を切る価格で注目を集めました。

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Xplovaはどうやら台湾の会社で、録画機能付きのサイコンなんかも出しているみたいです。LIVALLといいアジア勢は攻めた製品を出していますよね。

2019年にXplova NOZA購入

私は2019年にXplova NOZAを購入しました。スマートトレーナーなんて、ガチでトレーニングする人だけが買うものじゃないの?と思うかもしれませんが、そもそも私がロードバイクを買ったのはダイエット目的です。フィールサイクルの代替としてロードバイクを始めたのに、雨だの強風だので乗れない(乗れないわけじゃないけど)のでは意味がありません。自宅でも気軽に漕げないとダイエットにならないじゃないですか。

というわけで、当時フィールサイクルの月会費が13,600円(正確には覚えてません)くらいだったので、95,000円でNOZAを購入すると、約7ヶ月で回収できる計算です。自転車の価格は考慮に入れられていませんが、細かいことは置いておいて、それなら買いだな、ということで購入しました。

ダイエットが目的ですから、最上位機種なんて必要ありません。選んだ基準は、マンションでも使える静音性と、価格です。そうは言っても、一応機能面もある程度比較しましたが、実際ホビーライダーが使うのにはどれも大差ないように思えました。当時NOZAをインプレした記事をいくつか読んで決めました。

1年使ってみてどうなのか

他のトレーナーを使用したことがないので比較はできませんが、総合的には満足しています。良いところと気になるところを簡単にまとめてみます。

良いところ

走行時の音が静か
電源を入れてZwiftを立ち上げると勝手に接続してくれる(接続作業不要)
カスタマーサービスの対応が素晴らしい

気になるところ

ハブ空転時の音が少し大きい
Bluetoothは繋がるのにパワーを認識しなくなったことがある(壊れた)
重くて簡単には動かせない

実は最近一度故障しました。突然パワーを認識してくれなくなり、バーチャルライドができなくなりました。Zwiftでも純正アプリでもサイコンでもダメでした。正直言って、新しいのを買わないとダメなんだろうな、と諦めモードで、ダメもとでカスタマーセンターや連絡しました。すると、なんとそれから3日後には交換品を配送してくれました。ものすごく早い対応。特に丁度緊急事態宣言が出るか出ないかと言っている時期だっただけにこれは嬉しい驚きでした。

トライアスロンを目指す今は、購入当初とは少し使用目的が変わってきているものの、Zwiftと連携したインターバルトレーニングなども問題なく使用できています。総合的に、良い買い物だったと満足しています。

後継機が発売された

つい先日5/18に後継機となるNOZA Sが発売されたようです。価格は相変わらず10万円を切っていて、細かい改良が施されているようです。

私はまだまだNOZAを使いますが、今から購入を考えている方には良い選択肢かもしれません。

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