ストーブリーグの移籍について色々　(Ruler Evi Viper etc)

Worldsが終わり、各チームは来年のチーム再構築に向けて準備を始めている。現時点でも優勝チームであるDRXメンバーが事実上の解散になるなど、LCKは各チームかなりのメンバーチェンジが起こりそうな予感がしている。今回は、そんなストーブリーグの中で自分が気になった移籍情報の噂などについて話してみたいと思う。まだまだ噂の域を出ない情報も多々含まれているため、話半分で聞いてもらえればと思う。

Ruler.KnightのJDG移籍

やはり、何といっても個人的に応援しているJDGの噂についてだ。昨シーズンの後半から調子を上げ、Worldsでもベスト8まで勝ち進んだJDGにGengのRulerとTESのKnightが移籍するのではないかと言われている。ストーブリーグの期間中にJDGが話題に上がることはそれほどなかったのでこの噂を聞いた時は正直驚いた。Rulerは、GengひいてはLCKにこだわりを持っていた印象でLPLへの移籍はあまり考えていないと思っていた。そしてLPLのチームの中でもJDGは今年こそ結果を残したが、Gengの様な常勝チームでは無い。そこにRulerが加入するなんて事があり得るのかと今でも半信半疑だ。もし、実際にこの移籍が実現すれば他の噂で上がっているViperのLCK復帰と入れ違いの形となり、LPL最強のBOTレーンが誕生するかもしれない。更に、TESのKnightもJDGに移籍するのではないかと言われている。TESがチームの中核選手でもあるKnightを手放すとは考えにくいが、Worldsで結果が出ないことを重く受け取った可能性もある。この移籍が実現すればJDGのこれまでの課題であったミクロの部分に最高峰の選手が加入することとなり、これ以上ない補強となるだろう。ぬか喜びになる可能性もかなり高いと思われるが、JDGがこの様なストーブリーグの噂が出るようなチームに成長した証でもあるのかもしれない。

EviのLEC移籍

これもかなり話題になっていて、こちらは確定している情報になる。日本人が海外のリージョンに移籍することは前例がないもので、日本人選手がどこまで通用するのか今から楽しみだ。さらにチームメンバーには、長い間G2で活躍していたJankosも加入すると言われている。
最近Evi選手のTwitterでJankosが日本に来日しているのを上げていた。メンバーを見れば十分に戦えるチームになっていると思うので、来年はLECにも注目したいと思う。
逆にEviという中心選手を失ったDFMはここから、TOPに誰を持ってくるのかが重要になってくる。DFMはMIDとSUPに韓国人選手を置いている関係上、TOPレーンには日本人を置く必要がある。Eviは日本人選手の中でも頭一つ抜けていた印象で、DFMの弱体化は避けられないだろう。現時点で候補として考えられるのは若手で将来性のあるtol2やKinatsuといったところだろう。昨シーズンはSengokuやSoftbankの若手選手が活躍を見せていることもあり、YutaponやStealの年齢的にも、DFMの世代交代が迫られている。

Viper.ScoutのLCK復帰

EDGでWorlds優勝を経験したViperとScoutが合わせてLCKに復帰するのではないかと言われている。Scoutは少し前からLCKへの復帰を希望してた中でようやく実現が現実味を帯びてきた。また、EDGで共にプレイしているViperも合わせてLCKに復帰するようで、コンビネーションの面でも申し分ないだろう。ただ、他のメンバーの名前があまり上がっていないのが気になるところではある。やはり、ゲームの展開を作るJGが誰になるかでチームとしての強さが大きく変わるので、JGに誰を持ってくるのかがポイントになってくる。現状TOPチームのT1.DK.GengなどはJGの続投が大方決まっていることもあり、引き抜くことは難しいだろう。そうなると次点で候補に上がるのは、CrocoやPyosik.Clidといったところだろうか。その他にも、メンバーが決まらない事にはチームとしての評価は難しいがViperとScoutはスタイル的にもLCKには合っていると思うので、活躍を期待したい。

さいごに

今回はストーブリーグの移籍で気になっている噂をいくつか紹介した。その他にも多くの噂が囁かれており、各チームかなりのメンバーチェンジが予想される。Eviの移籍によってLJLのリーグは更に混戦を極める事が予想され、DFMの後釜についても注目だ。
来シーズンに向けて、今後もストーブリーグの動向で気になる移籍情報があれば取り上げてみたいと思う。