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病気ではないが、健康とは言えない。(3)

8月6日晴天

木陰で思いにふけるカラス(写真)

 「皆は何処に行った」

 「腹が減った」

 「この熱線は、黒い身体に突き刺さる」

 「もうしばらく此処にいよう」

《今日のテーマ》

「栄養素」が不足すると病気になる。

我々人類の生態は、水、タンパク質、糖質、脂肪、ビタミン・ミネラル等、生命のない化学物質の合成体である。

人間の生命は、「体内酵素」の化学反応によって生かされている。

私達が日常生活において、考えたり、呼吸し、睡眠、歩行、笑い、涙したり、指を動かしたり、そして、内臓器官、神経組織、細胞などが機能できるのは体内酵素の化学反応の結果である。

私達の体内に存在する酵素は、一生で一定量しか与えられていない。

体内酵素がなくなると寿命がつきる。

米国で1985年に出版されていた「酵素栄養学」Edward Howell博士の著書で知ることになる。

補酵素のビタミン・ミネラル

当時の我国においては、「体内酵素」に関する学術的に研究された論文やデータなどの資料は乏しかった。

 しかし、体内酵素の「補酵素」として重要な作用を果たしている「ビタミン・ミネラル」の栄養素については、エビデンスが集積されており、世界においても公知の情報として活用されていた。

ビタミン・ミネラルの各栄養素をシステム構築上の理論前提として活用する事とした。 

「分子栄養学」「分子矯正医学」「酵素栄養学」の文献を開発基盤として、関連栄養素の吸収・貯蔵・維持・調整など体内の生理作用と機能の相関性について、各項目別に文献に忠実に1アイテムごとを積み重ねて、ファイルを作成し、データベース化するのに10年が経過した。

疾病類推プロセス理論のアルゴリズムを構築

「栄養素が不足すると病気になる」という仮説を立ててから、12年後に疾病類推プロセス理論のアルゴリズムを完成させた。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

まだまだ続きます。