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万引きで自主退学させられる生徒と、1升飲酒運転でも停職3ヶ月(後に辞職)の教諭が住まう世界の片隅で。

教育的指導を放棄される子供と、
手ぬるい処分でいたたまれなくなる大人と。

組織の責任ってなんですかね、みたいな。もちろん当事者が全く違う別々の事であって、それぞれになんやかんやの判断の結果だし、まずもってやらかした本人が良くないんですけど。

これに限らずこういった個別の小さな判断が折り重なって、何となく「世の中の歪な姿形」が巨像をなして「なんか世の中おかしくね?」という気持ちになってくるのは、うん、まあ、そういう気持ちにもなりますよそりゃあ。

「こんな世の中に誰がした!」つって何か分かりやすい敵、巨悪や黒幕がいる勧善懲悪の構造を求めてしまいがちなんだけど、結局はこういう小さなの組織の小さなエラーやお粗末やしがらみやの積み重ねが絡み合っているのが、ずっと現実なんだろうなあ、知らんけど。ラスボス不在のどっちらけなんすよね。セル不在。

「まあ色々事情があってじゃろうけ、仕方ないんじゃろう」の精神を適切な想像力を持って慎ましく。自分の手の届く、目の前の小さなエラーやお粗末やしがらみに対処するしか、やれることはないです。賛同も批判も主語を大きくするのは要注意していきたい。ってこの文章だって何かを一般論化しようとしてる時点で同じようなもんですけど。

手出し口出しできるほど学も力もないので、自分の生活を守るので手一杯だし、真っ当に生きようと思います。コロナ禍が明けたら晴れやかにウェイウェイ言ってnoteを書くこともないかもしれません。明けるんかこれ。クリスマスイブになにを書いているの?

とりあえず「マイク1本だけ立てて笑いが取れるなら“漫才”でいいじゃん」派です。『笑えよ、ベジータ』by セル。どうもすみませんでした。

今日の3曲

くるりのブレーメン、『ワルツを踊れ』版よりもこのライブ版の躍動感・臨場感が好きで、『Philharmonic or die』は今となってはくるりで一番良く聴くアルバムかもしれません。惑星づくりやワールズエンドスーパーノヴァにもストリングスが入ってるのとか知的興奮なんすよね。どうやら自分はストリングスアレンジがかなり好きなのだと、気づき始めた三七歳。

知的興奮でいうと『ASMR』てなものが昨今持て囃されていますが、臨場感のあるミックスって言うなればASMRなのかなと。音楽ってASMR的な楽しみ方もあるなーと、Eyolf Daleのこの曲Furetなんかも非常にそうで。ヘッドホンやイヤホンで音楽を聴く時間が増えたからかもしれません。脳に適度な刺激が得られてデスクワークが捗ったり、聴き惚れて捗らなかったりします。まあ体調次第か。

在宅勤務の隙間にSpotifyサーフィン(なんて言葉はないが)してると「森は生きている」というバンドがレコメンドで出てきて、おほ?ってなってググり、すでに解散しており、その中枢的なメンバー岡田拓郎という人がソロで活動中であるを知り、アルバム『ノスタルジア』と『Morning Sun』を聴いた。聴いた聴いた。知的興奮をしました。こりゃお宝がまだまだ眠ってるぞ。この曲なんか大変好きです。スキマ、鳴らさないことって大事な表現だなーと改めて思いました。

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『と或る広島』

Spotifyプレイリストを作りました。エンジニア参加させてもらった親交あるミュージシャンたちの配信作品をぶちこみました。シャッフルで聴くと面白い流れクるかもよ。なお秋本音楽事務所の官能小説の朗読が流れたらお手数ですがスキップしてください。

作品リスト(今日現在)
・『安芸門徒楽団 Vol.1』/秋本音楽事務所
・『安芸モンド楽団 Vol.2』/秋本音楽事務所
・『ツキツキミノル その2』/山広朋実
・『MY NAME IS』/ジョンとポール
・『ギンガ』※単曲/久保モリソン
・『ギターのヘタクソ』/ミカカ
・『桃源郷へ』/クボユーリ
・『大人になってしまった』/Jacky
・『ライフイズ』/ムカイダー・メイ

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