PS4版『Marvel's Spider-Man』に乗せてはばたく私の思念の明日はどっちだ？問題

平日夜に予定があるという時代が、私にもありました。

彼女とデート。友人と飲み会。ライブを観に行く。ライブに出演する。
平日の夜、100％大丈夫とは言い切れなくても、勇気と勢いで予定を入れる。人と約束を交わす。それを果たすべく、仕事を何としても終わらさねばと足りない頭をフル回転させ、無駄を省き、汗をかき、やや強引にでも定時に会社を後にする。眩しい努力。輝けるひと時。

そういうのが無いなったな。そういえば。

飲み会ない。ライブ呼ばれない。行かない。人に会わない。

「オフ」たる「オフ」を自粛するので「オフ」がないとそもそも「オン」という概念に陰り？くもり？を感じるようになるわけです。在宅勤務なんてしてると特にそうで、好きなように音楽を聴き、楽な格好して、時にソファで足伸ばして仕事してるので、オンとオフは渾然一体。やることやれば定時もなく、だらだらと晩御飯食べ終わっても続けたり。

そんな私がまた、「早く仕事片付けよ！」という目的を見つけたのです。

PlayStation4版スパイダーマンですよ。

「はやく仕事片付けてスパイディーにならなきゃ」なわけです。PS5版が出たためか安くなってたのでダウンロードしたんですけど、おもしろいなこれ。あと、ゾンビとかいないし血の描写もないから怖くない。

ビュンビュンと摩天楼のビル街を飛び回るも良し。精緻な街の様子を徒歩で歩きながら歓声と罵声を浴びるも良し。時折過ぎ去るリスに目をやりつつ、実に気持ちのいいオープンワールドを堪能できます。

フィールド上で、自撮りモードにしてスクショするとこういう上のような写真を取り出せるんですよね。これは走行中の一般人の車の上に飛び乗って、イェーイの図です。

こちらは圧倒的な雑魚キャラを壁に拘束してイェーイの図です。どちらにしてもニューヨークは狼藉野郎が闊歩する恐ろしい街ですね。

できれば終わらないでほしいこのゲーム。ずっとほどよく犯罪が起きてやっつけ続けていければいいのに。

悪があるから善があり、
オフがあるからオンがある。
それを求めるわけでもなく、オンもオフも曖昧に、
常温でいかに過ごすのか、愉しきを嗅ぎ分けて暮らすしかあるめいが。

今日の3曲

中村一義『犬と猫』を想起するのですが、このボーカルの音作りが印象的だからでしょう。コンプをわりと効かせて、ダブリングして気持ちのいいトーンコントロール。自分がボーカルを入れる作品を今後作るとしたら参考になるかもなあ、とか思ってみたり。ライブラリ。ライブラリ。

なんとクセになる歌声なのでしょう。声かわ。岡山出身なんすよね。アルバムはいろんな音のアンサンブルがあって楽しいです。

Scheen Jazzorkesterさんはノルウェーのジャズバンドさんですね。なんて読むのか問題が脳内で勃発しては、まあ“スクイ〜ン・ジャズオルケステル”ということにしてましたけど、タワレコのサイトには“シェーン・ジャズオルケステル”と書いてありました。notジャズオーケストラ！オルケステルって粋よね、リストランテみたいな。そんで曲は変。変やわ、この人達。思わず笑ってしまうような曲がたくさんあります。シェ〜ン。

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『と或る広島』

というSpotifyプレイリストを作りました。エンジニア参加させてもらった親交あるミュージシャンたちの配信作品をぶちこみました。シャッフルで聴くと面白い流れクるかもよ。なお秋本音楽事務所の官能小説の朗読が流れたらお手数ですがスキップしてください。

作品リスト（今日現在）
・『安芸門徒楽団 Vol.1』／秋本音楽事務所
・『安芸モンド楽団 Vol.2』／秋本音楽事務所
・『ツキツキミノル その2』／山広朋実
・『MY NAME IS』／ジョンとポール
・『ギンガ』※単曲／久保モリソン
・『ギターのヘタクソ』／ミカカ
・『桃源郷へ』／クボユーリ
・『大人になってしまった』／Jacky
・『ライフイズ』／ムカイダー・メイ
・『社長倦怠記』前編&後編／秋本音楽事務所