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Vol.0 エントランスとアクアスフィア

「ディズニーシーの歩き方」の一回目はエントランスとアクアスフィアの楽しみ方です!
実はディズニーシ―にはエントランスから様々な仕掛けが施されており、ここを見て歩くだけでも多くの発見があります。

①ディズニーシーにそびえる火山

入口から見たプロメテウス火山

この火山は「プロメテウス火山」と呼ばれ、現在も火山活動を続けている活火山です。
この火山は1日の不定期な時間に噴火を引き起こしているのですが、エントランスの地面に注目していただくと…

地面に汚れ…??
よく見ると黒く焦げたような跡が…

そう!この黒い跡!
これはキャストさんの掃除の拭き残しではありません。
実はプロメテウス火山の噴火によって飛んできた「火山灰」の汚れなんです!
エントランスから既に冒険とイマジネーションは始まっているんですね!

②アクアスフィア

エントランスに入ると目に飛び込んでくるのが、ディズニーシーのシンボルである「アクアスフィア」です。
このアクアスフィア、実際の地球と同様に常に自転を繰り返しています。
そんなアクアスフィアの周りには星の形をした街灯が散りばめられていますが、その街灯を含め注目ポイントを2ヶ所ご紹介します!

ディズニーシーのシンボル「アクアスフィア」
星の街灯

●アクアスフィアを取り囲む謎の円

上から見たエントランス

アクアスフィアの周りにあるこの円、実は月の満ち欠けを表しているんです!
そして奥から放射状に伸びている白い線は、太陽の光を表しています。
しかし、この月の満ち欠け、実はおかしな点があります。
それは「新月と満月の見え方」が真逆になっているという点です。
その理由は次のマンホールの解説で判明します。

●アクアスフィアを取り囲むマンホール

このマンホールに彫られた絵、どこかで見たことはないでしょうか?
実はこれ、あの「天動説」の図画なんです!


↑天動説の図画。天動説とは「地球を中心として太陽や月が回っている」という理論。提唱者はプトレマイオス。
その後「太陽の周りを地球が自転しながら回っている」という「地動説」が提唱される。

…ということは、このアクアスフィアがあるエリアは少なくとも「地動説」ではなく、まだ「天動説」が信じられていた時代だということが、マンホールから分かります。
そして、この天動説と地動説が、ディズニーシーのとあるエリアにとても深く結びついてくる重要な仕掛けとなっているのですが…これはまたその時に解説します(笑)

~まとめ~

総じてエントランスは天動説が信じられていた時代の「宇宙空間」であることが想像できます!
そしてこの宇宙空間を通じて私たちは「地球という冒険の舞台」へ飛び込み、世界旅行へと出かけているわけなんです!

いかがでしたか?
このような数々の仕掛けを知っていると、エントランスの見え方が多少変わったのではないでしょうか?
是非、ディズニーシーに行った際には、エントランスや地面にも注目してみると、新たな発見が見つかるかもしれませんよ!

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