『ススメ！シンデレラロード』の足跡を振り返って分かったあれこれ。【更新あり】

2024年4月4日15時から『アイドルマスターシンデレラガールズ　スターライトステージ』（以下『デレステ』）にてイベント『ススメ！シンデレラロード』が開催される。
そこでふと思い立ってこのイベントについて遡って調べてみると、実に様々なことが分かったのでそれらについて記事にしてみたい。

まず『ススメ！シンデレラロード』というイベント形式は2018年1月19日に公式Twitterにて告知され、1月22日15時より初開催された。

新イベント「ススメ ! シンデレラロード」の開催が決定しました！
LIVEでMAPを進んで、ゴール地点で待ち受けるトレーナーさんの課題をクリアしていきましょう！
さらに、様々なアイドルが登場する限定ストーリーも！
1月22日15時から開催予定です！#デレステ pic.twitter.com/nnlr0ZXe54

— スターライトステージ (@imascg_stage) January 19, 2018

意外にも（？）『シンデレラキャラバン』よりも後発で、差別化としてはセンター以外のアイドルのスターランクやステータスも参照することや、2ルートあってそれぞれのアイドルに個別のストーリーが存在することなどが大きい。
私はこれについて「『ススメ！シンデレラロード』はボイスなしアイドルにとってのストーリーコミュである。」と位置付けており、詳しくはお手数ではあるがそちらの記事を読んでいただけると大変助かります。

で。
調べてみたのは第1回から今回までにおいて、どのアイドルがその対象となったかだ。
以下にずらっと列挙する。

第1回：遊佐こずえ＆首藤葵
第2回：小松伊吹＆安斎都
第3回：三好紗南＆古澤頼子
第4回：西園寺琴歌＆篠原礼
第5回：堀裕子＆楊菲菲
第6回：ライラ＆柳瀬美由紀
第7回：浅利七海＆横山千佳
第8回：槙原志保＆奥山沙織
第9回：月宮雅＆愛野渚
第10回：斉藤洋子＆水木聖來
第11回：財前時子＆大原みちる
第12回：大石泉＆兵藤レナ
第13回：今井加奈＆若林智香
第14回：並木芽衣子＆氏家むつみ
第15回：成宮由愛＆桃井あずき
第16回：浅野風香＆藤居朋
第17回：松山久美子＆赤西瑛梨華
第18回：岡崎泰葉＆野々村そら
第19回：北川真尋＆古賀小春
第20回：服部瞳子＆衛藤美紗希
第21回：クラリス＆高峯のあ
第22回：キャシー・グラハム＆柳清良
第23回：望月聖＆池袋晶葉
第24回：日下部若葉＆姫川友紀
第25回：海老原菜帆＆水野翠
第26回：伊集院惠＆江上椿
第27回：柳瀬美由紀＆仙崎恵磨
第28回：沢田麻理菜＆氏家むつみ
第29回：椎名法子＆和久井留美
第30回：真鍋いつき＆大原みちる
第31回：丹羽仁美＆松尾千鶴
第32回：衛藤美紗希＆安斎都
第33回：奥山沙織＆水木聖來
第34回：土屋亜子＆涼宮星花
第35回：綾瀬穂乃香＆杉坂海
第36回：横山千佳＆小室千奈美
第37回：西川保奈美＆矢口美羽
第38回：小松伊吹＆相原雪乃
第39回：高橋礼子＆首藤葵
第40回：井村雪菜＆伊集院惠
第41回：瀬名詩織＆松原早耶

もうお気付きだろう。
2回対象になっているアイドルが複数いるのだ。
小松伊吹、安斎都、柳瀬美由紀、横山千佳、奥山沙織、水木聖來、大原みちる、氏家むつみ、衛藤美紗希、首藤葵、伊集院惠がそれだ。

私はデレステ運営に対して「サービス縮小方針を打ち出してからすっかりおかしくなってしまった」的な印象を持っていたのだが、こうしてみるとだいぶ前から謎の仕様がまかり通っていたことが分かった。
至極単純な疑問なのだが、どうしてひとり1回の担当にしなかったのか。
個別ストーリーがあるのだからなおさらだ。
まさかライターの書きやすさや好みが反映されているわけでもないだろうが、一介のユーザーに過ぎない私にはきっと永遠に解けない謎のままに違いない。

では逆にまだ『ススメ！シンデレラロード』の恩恵に与れていないボイスなしアイドルたちを挙げてみよう。

相川千夏
有浦柑奈
井村雪菜　→　第40回に採用
梅木音葉
太田優
大西由里子
大沼くるみ
岸部彩華
木場真奈美
桐野アヤ
工藤忍
栗原ネネ
黒川千秋
ケイト
冴島清美
榊原里美
瀬名詩織　→　第41回に採用
相馬夏美
東郷あい
長富蓮実
西島櫂
浜川愛結奈
原田美世
柊志乃
福山舞
ヘレン
松原早耶　→　第41回に採用
松本沙理奈
間中美里
村松さくら
メアリー・コクラン
持田亜里沙
吉岡沙紀

その数実に33人。（　→　＊2024年6月20日現在30人に）
改めて洗い出すととんでもない人数だ。
ひとり2回やらせている場合ではないのが明らか。
デレステの余命があとどれだけあって、あと何回このイベントが行なわれるのかは知り得ないが、少しでもひとりでも扱いの差をなくして有終の美を飾ってもらいたい。

ボイスなしアイドル担当Pさんたちの熱意は本当にすごい。
頭が下がる。
彼ら彼女たちは明らかに報われていない不平不満を胸の内に押し込め、日々プロデュースに情熱を注いでくれている。
彼ら彼女たちこそ『アイドルマスターシンデレラガールズ』を支えてきてくれた屋台骨だ。
全員を幸せにするのは夢物語かもしれないが、それでも私はひとりでも多くに報われてほしいのだ。