見出し画像

仙崎恵磨のMAXボイスについての考察。

本日6月27日は『アイドルマスターシンデレラガールズ』のアイドルのひとりである仙崎恵磨の誕生日だ。
彼女についてのイメージを問われると、大半の人が「声がデカい」と答えるだろう。
そして、それに付随するエピソードとして「マイクを壊す」がある。

この後の仙崎の運命や如何に。

では実際、そんなことがありえるのだろうか。

アニメファンの間でよく知られる逸話がある。
『ドラゴンボール』シリーズで主役の孫悟空の声優を務める野沢雅子さんが戦闘シーンの収録をしていたらマイクを壊してしまったという話だ。
必殺技などを放つ際の大声が原因だったらしい。
専門家がその話を聞いて2つの説を導き出した。
1つ、当時のマイクの性能だったから。
1つ、そのマイクが不良品、もしくは劣化していたのではないか。
なんとも夢のないツッコミではあるが、確かに当時ならではの武勇伝の可能性もなくはない。

事実、仙崎自身もデレステのSR[パワフルチアー]において
「新品のマイクは、アタシ専用?特注品!?ヘヘッ、いたれりつくせりだな!」
「何その音響配置。へー、仙崎シフト?」

と対策が取られ始めていることを示唆している。

誰の指示なんですかねえ(目を逸らしながら)。

参った。
これでは「マイクが壊れるのは大体これぐらいの音量!なので仙崎恵磨の声量は〇〇レベル!」などという記事にしようとしていた私の目論見も潰えてしまうではないか。

しかし、そこで私ははたと気付いた。
そうだ、仙崎恵磨は声優ではない。
彼女はアイドルだ。
声の演技をすることもあるだろうが、本業は歌う方だ。

ひとつ思い出したエピソードがある。
『T.M.Revolution』こと西川貴教さんがその規格外の声量でレコーディングで使用するマイクを破壊したことがあるというのだ。
デレステにも『HOT LIMIT』『WHITE BREATH』『HIGH PRESSURE』と3曲も彼の楽曲が実装されており、縁が深い。
声優ではなくアーティスト。
参考にするならばこちらをこそだ。

西川さんは「倍音がありすぎて、エフェクターにコード(和音)だと思われた」と話す。
人間の声ではなく楽器が出す音だと判断されてしまったとのこと。
ん?
「倍音」って何だ?
Wikipediaさん「『倍音』とは、楽音の音高とされる周波数に対し、2以上の整数倍の周波数を持つ音の成分」
……なるほど分からん。
で、簡単に言うと、「基本となる音の周波数の倍の周波数を持つ音」らしい。
先ほど引き合いに出した『ドラゴンボール』で例えるなら、無意識で常時界王拳を発動しているようなものである。
すげえ!
仙崎めっちゃすごかったんだなおまえ!


結論。

仙崎恵磨の声がデカ過ぎるからではなく、ヴォーカリストとしての才能に溢れ過ぎているからマイクが壊れる。


いやもちろん彼女の声がデカいのは疑いないのだが、原因はそれではなかった。
長年の疑問が解決して実にいい気分だ。
スッキリした!!!!(クソデカボイス)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?