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サイドオーダーをクリアしました

2月22日(木)に、スプラトゥーン3のDLCである「サイドオーダー」が実装された。
平日は時間が取れないので、天皇陛下の御誕生日である記念すべき日に労働を終えた後にプレイをしたので感想を書いていく。

多少のネタバレを含みますので注意。


待ってた。めっちゃ期待してた。発表された時の真っ白なハイカラスクエアのインパクト。
2のDLCのオクトエキスパンションがとても面白かったのもあり今回のサイドオーダーもすごく期待していた。
そして完走した感想は

★★★⭐︎⭐︎
「うーん…まぁ面白かった…かな…」

FF7をプレイした人にしか伝わらないが、「神羅ビル突入のエレベーターが開く度に戦闘するやつ」を延々とやってる気分になった。

いい出来だとは思う。
でもオクトエキスパンションの出来が良すぎたんだろうか、高まりすぎた期待値に対して一歩届かなかった感。

オクトの地下鉄エリアのステージの数々、後半の地上に向けて登っていく高揚感、ラストのヒメキャノンの演出。
サイドオーダーはその全てに一歩届いていなかった。なぜだろう。

まずはステージ。
一度サイドオーダーをクリアすればわかるが、今回は何回もクリアする事を前提として作られている。そのために一回分が短い。
ひとつのブキでクリアしたら次のブキで同じ塔を登り直す。
その割に、ステージのルールとギミックのバリエーションが少ないため、何回もプレイしていると
「それもう見た」
が頻発する。
一回でクリア出来なかったら強くてニューゲームで再挑戦する事になる。スプラがあまり上手く無い人ほど「それもう見た」を体験するのだろう。
カラーパレットのランダム性とか難易度とかで全く同じ体験にはならないが、基本は「それもう見た」の繰り返し。
難易度については基本敵の量が増える系。サーモンラン的な。
サーモンラン好きではないの民なので、数以外の難易度のバリエーション欲しかった。
楽しむ人はカラーパレットの組み合わせをいじって楽しんでいるみたいだが、自分はそういうのはあんまり興味無いかな…

ストーリーに関しても、一周が短い上に何周もしないと物語の真実がわからない仕様にしたためか、メインの部分がオクトよりかなりあっさりとした内容になってしまっている。
個人的には一回のプレイで重厚なストーリーを見せて欲しかった。

やり込み要素に関しては、前述の何回も周回する仕様の中でアイテムを集めたり、カラーパレットの組み合わせを楽しんだり縛りプレイをしたり。
ここら辺のシステムがちょっとめんどい。
プレイして集めたポイントで要素を解放って感じなのだが、こういうの個人的にめんどい。
2は「全ブキ制覇!心の中の3号!」ってシンプルでよかった。
心の中の3号みたいな感じで「暴走イイダ」みたいなクソ強NPCとタイマンとかやればよかったのに。

オクトを体験してしまったが故の
「ガツンとパンチの効いたオクトのパワーの前にサイドオーダーの薄味を何層に重ねても勝てなかった」
感に行き着く。



うんまぁ面白いよ?面白いけどさぁ…一応全ブキクリアと報酬全解放まではやるけどさぁ…


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