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公衆電話

おはようございます。呉バリアフリー研究会、メンバーのSetoです。
アイコン画像になっている車椅子は私の愛車です。

さて、ゆるゆると活動を再開したバリアフリー研究会。
久々にメンバー4人でまち歩きをしてきました。
今回のテーマは「公衆電話」です。

公衆電話、どこにあるの?


最近、見かけることが少なくなったような「公衆電話」ですが、
調べてみると、法律に基づき、市街地では1km四方、それ以外の地域では
2km四方に1台設置するよう基準が設けられています。
(2022年4月以前は、市街地では500m四方、それ以外は1km四方に1台)

総務省|ユニバーサルサービス制度| 電話のユニバーサルサービスとしての公衆電話の見直し (soumu.go.jp)

総務省 (soumu.go.jp)

またNTTのWebサイトでは、公衆電話電話の設置場所を地図上に
表示して公開されており、併せて屋内・屋外設置の別や車椅子対応を確認
することができます。東海地区を含む北陸以西の方はNTT西日本
甲信越以東の方はNTT東日本サイトをご覧ください。

車椅子で使いやすい電話ボックスもある

ということで、NTTのサイトで見つけた呉市内にある
車椅子対応の電話ボックスを見に行きました。
NTTによれば、こうした「福祉対応」の電話ボックスは
福祉施設や公園の近辺に設けられることが多いようです。
床面積は通常のボックスのおよそ3倍。電話機の設置位置も
通常より低くなっています。

実際のボックスはこんな感じ(一例)

周囲の景観に合わせたスタイルのボックスも

車椅子対応の電話ボックスとしては比較的早くに設置されたとみえる
この場所。設置してくださった方の英断に感謝。

出入口扉の開閉はちょっと重め
プッシュボタンや受話器が目線の位置にある。
よく見ると本体に音量調整ボタンもついています。
電話をかけるときは最初に受話器をあげましょう。
ハンドルを下げると出入口の扉が開きます
ボックスの床面積は通常の3倍
椅子もあり、車椅子だけでなく
高齢者の方や子ども連れの方も
利用しやすいでしょう

この写真は大通りでの一葉。お気づきだろうか?
電話台の下に椅子が収納されており座って電話がかけられるように
なっています。また、壁面の一部が鏡になっており退出時の安全確認に
配慮されています。

さりげなく傘立ても設置されている
最新のボックス。椅子や鏡はもちろん、
よく見ると、扉が切り欠いてある

こちらはまた別の通り。街の中心に3か所あった車椅子対応ボックスで
一番新しいものです。新しいだけあって扉の開閉はスムーズです。
退出時にハンドルを下げたら扉が開くのも同じです。
出入口の扉を一部切り欠いてあるので、夏でも熱気がこもりません。

置いててよかった、公衆電話


携帯電話の普及とともに、数を減らしている公衆電話ですが
外出先で充電が切れてしまったりあるいは携帯電話を紛失したりしたとき
などにお役に立つのが公衆電話です。

ということで、今回はここまで。これからも街の中にある
バリアフリーなものや、コトなどをゆるゆるご紹介していこうと
おもいます。

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