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名古屋、ジブリパークの旅

ジブリパークの写真をインスタにあげたら、みんながいいねをしてくれたので、記した日記を晒す。日記なんて何年ぶりだろうと思ってたら、去年『おーい!どんちゃん』の出町座の上映で楽しかったことを何日か記していた。忘れとった。
ほんで、今回の冬のジブリ旅。ジブリパーク日帰りコースを考えてたんだけど、最近ハマっているバーミキュラのレストランがあるので前日のディナーを予約して1泊旅行にした。なぜかジブリパークの日だけ雨予報だった。でも楽しめた。
夫さんが記念すべき40歳におなりになったお誕生日お祝い旅でもある。立春が誕生日っていいよな〜。
以上、前置き。以下、日記。ちなみに4000字も書いた。読まなくていい。


40歳の誕生日ということで40を体で体現する夫

名古屋ジブリ旅行に行ってきた。
久しぶりの1泊旅行だ。コロナの時は鳥取の境港に行った。
今写真を見ると境港に行ったのは2021年の11月だった。それも楽しかった。ホテルから鬼太郎ロードまで距離があって、ホテルのレンタサイクル使って往復したの楽しかった。近くのスーパー銭湯にも行けたのも良かった。ホテルはいい感じに変なホテルで良かった。丸いホテル。


名古屋もビルが高え。初日は晴れた。

名古屋へは車で行った。
朝9時に出て、朝マックを夫分だけドライブスルー。
途中草津PAに寄ったら、ミャクミャクのぬいぐるみが売ってて、これは買わなあかんやつやって思ったけど、4000円もする。帰りに寄って買うだろうと言って、後にする。
名古屋へは2時間くらいで車も空いててストレスフリーだった。
新名神のトンネルが近未来で格好いい。
名古屋について、友人Y氏に会う。Y氏に案内してもらって駐車して、駅地下のコンパルに行く。
並んでたけど少し待ったら入れた。エビフライサンド美味しかった。
みんなとシェアして、どれも美味しかった。
高島屋にもちょろっと寄ったら、京都より広くて、
わぁ!デパートに来たってなった。
化粧品のエリアも遠くまでいろんなお店があった。ルブタンの店が面白かった。
糞転がしを模した香水の蓋があって、店員さんがカタカナで言ったけど糞転がしだった。日本語で言えばいいのに。


Y氏、わし、夫の図。

ノリタケの森に向かう、
誰でも入れる公園になってて気持ちよくていいところだった。
絵付け体験をした。事前にノリタケの作品も見たけど、レベルが違いすぎて参考にならなかった。郵送で三週間くらいしたら届くらしい。
久しぶりに集中していい時間だった。

喫茶クロカワに行く。雑誌に載ってて気になってたところだった。
雑誌に載ってる店って、雑誌に載ってた店に行くていうのがなんかだせえな。
でもとてもいいところだった。飲み物も甘いものも美味しかった。
店主の人も帰り際に少し話したけどいい人だった。


バーミキュラのレストランで撮った写真ポテトフライ、これだけ。不穏だ。

Y氏と別れ、
夜はバーミキュラビレッジで夜ご飯。バーミキュラの鍋を年末買った時に、名古屋にレストランがあると店員さんに聞いてて、今回ジブリのついでに行ってみようとなった。
大変洒落おつな店だった。そして食事している人らが不穏な店だ。何が不穏かは想像してほしいけれど、なんとなくお金に余裕がある、よくわからない関係のそれでもなんだかいい感じの割と見た目、キラキラ、いやパリパリしている男女が、本来の共に過ごすであろう場所の前に選ぶような場所って感じ。不穏だ。
アラカルトで頼んだ最初のポテトフライが本当に美味しかった。
Kちゃんが遅れてやってきた。自転車でやってきた。
いろんな料理を頼んだけど、閉店が早くて急いで食べる羽目になってしまった。
もう少し早めの時間に予約すれば良かった。ラストの時間を調べてなかった。
他の料理は少し味が濃かったかもしれない。お酒を飲む人にはいいのかもしれない。
お酒をあまり飲まない私たちに優しい夜の食堂をこれからも探し続けなければならない。お酒飲んだ方が、お店的には採算が合うのかもしれないけれど、ただ食事を楽しみたいんだ。

Kちゃんはこの運河の周りが横浜みたいにオシャレな店がどんどんできるんじゃないかなぁと前は期待していたらしい、私は横浜より人口が少ないから、少し難しいんじゃないかと言った。
横浜みたいな感じにはならなくとも、この周りは工場街でとっても素敵な建物があるから、そういうのは生かしつつ、おしゃれな店もあったら楽しそうだなと思った。
レストランの前にあった、レーザー加工の工場かっこよかったなぁ。

あと、新幹線とかリニアの話になって、関西から長野を結ぶサンダバードが終わったか終わるだかになって、長野新幹線が敦賀まで伸びてさらに大阪まで伸びるかららしいとの話もした。
しかし、サンダーバードで長野行ってた時と10分くらいしか時間が縮まらず、敦賀乗り換えにもなってしまうらしい。なぜサンダーバードを残さないのだ。
そして長野新幹線は、大阪に伸ばすのではなく、日本海側を通る路線にしたら、本州を大きく回る新幹線網ができるからいいのになっていう話になった。日本海側は雪とか天候が荒れやすいから難しいのかな?ていう話にもなったけど、長野に新幹線が通ったくらいだからできなくはないだろう。
その方が、便利だし、東京一極集中型も回避される気がする。
誰も彼も都会に住みたいわけじゃなくて、今いる場所で便利さ快適さを都会と同じようにとは言わないまでも、ある程度のライフラインを共有できたらいいのにな、と思う。

そして、Kちゃんは自転車で帰っていった。
ホテルについて、大浴場に言ったら、思いの外、浴場が小さくて、ロッカーが埋まってて人が溢れていた。インバウンド効果だ。諦めて部屋のシャワーを浴びて寝た。

翌朝は早めに起きて浴場へ。あんまり人がいなかったから、良かったけど、前夜のご飯がお腹に溜まっててあんまり長湯ができなかった。よく喋る観光客もしんどく感じた。

朝ごはんは、バーミキュラのベーカリーに行くことにした。
サンドイッチやらを買ってジブリに向かう車で食べた。サンドイッチ美味しかったな。
卵にいぶりがっこが入ってて、ツナにはドライトマトが入ってた。



おっこと主様は滑り台になっとる、子供もしかでけへんのなんでやねん

ジブリを予約した今日だけ雨予報。でも着いた時は雨は降ってなくて、もののけの里を見た。
もののけの里は、見張り台はよく作ってあった。タタラ場はなぜか五平餅作り体験だった。
その体験はやめておいた。

ジブリパークをディズニーやUSJと同じようにイメージして行ってしまうと、肩透かしに遭うから気をつけた方がいい。ここはパークというだけあって、公園という要素が強い。だだっ広い公園、元々はモリゾーとキッコロのところだ。
もののけの里から大倉庫まで広い敷地を歩いた。大倉庫の近くに、門構えがあって、神社みたいだなと思ったら、千と千尋に出てくるやつだった。一人の女性が写真を撮って欲しいと言ってきたので撮ってあげたら、その女性が私らも撮ってくれるという。戸惑ったけど撮っといてもらって良かった。ジブリパークでのツーショットはこの写真だけになったから。

大倉庫に向かう。イメージはでっかいお土産屋さんだと思ってたら、ちごた。大倉庫こそ大本営だった。映画館のチケットを渡されて中に入ると、どこを見ていいのかわからない感じで、とりあえずインフォメーションで地図をもらう。地図が手書きぽくてとても良かった。
なんとなくくるっと回ったらアリエッティのエリアになった。フォトスポットには人が並んでいた。並んでるフォトスポットにはあんまり興味がない。駄菓子屋さんとかを抜けて、写真NGエリアに行くと、子供が遊んでるエリアがあって、トトロの森をくぐったり、映画に出てくるあの時代の車に乗ったりした。企画展示室でジブリの食べるシーンの集めた展示やってて見応えがあった。食べるを描く。千尋がおにぎりを食べて泣くシーンもあった。あれ泣ける。絵コンテの数も多いみたいだったから、このシーンは印象に残るようになってるんだな。
となりの山田くんのお父さんが疲れてバナナを頬張るシーンもすごい枚数の絵コンテだった。
単純な線だけの絵コンテがずらーっと並んでた。すごく良かった。笑った。
創作とはその人にしか作れないんだなと思った。似てるとか真似てみたとかあるかもだけど、結局はその人にしか描けない線とかタッチが出てくるもんなんだな、どこまで続けるかだけの違いなのかもしれない。上手いとか下手とか素人とかプロとかじゃなくて、みんな違ってみんな良いんだな。
そんな風に思うと、今やってる韓国語だって、まだまだアジックモロッソだけど、これはこれで良いんだなと思う。続けることが大事なんだと思う。

次は、短編映画を見ようと思って、まだちょっと時間があったから、休憩にコーラを飲んだ。瓶コーラを昭和な映画館のロビーみたいなところで休憩しつつ飲む、乙だった。
立ち上がった夫さんは、椅子の下に電車の定期が落ちてて近くのスタッフに届けてた。
短編映画の映画館は満席で見た。大きな映画館で満席で映画を見たのはいつぶりだろうか、子供の時かもしれない。なんか懐かしかった。去年お邪魔した豊岡劇場や、興味本位で入った千本日活もかなり大きな映画館だったけれど、満席じゃなかった。
映画館で映画を満席でまた見たいなと思った。
短編のパンフを買った。

中央展示室が来た時よりもさらに並んでいて、まだ入ってないからとりあえず並んだけど、あんまり進まないから、これはもしかすると結構かかるのかな?と思って、中の人らもあんまり進んでるようには見えなくて、たぶん写真撮るところがたくさんあるんだろうな、もしかするとラピュタのあれができたり、かおなしと並んで写真が撮れるところかな?なんかテレビでやってたところかなと思って、スタッフの人に聞いたらやっぱりそうで、そういうのはできたら嬉しいけど、並んでまで撮るのはいいかと思って列から外れて、グッズ売り場に行った。

私たちはもう夢の国に洗脳されていて、テーマパークに行けばカチューシャだの、好きな作品のあらゆるグッズが売ってると思ってしまっている。
ジブリパークはそうじゃなかった。それぞれの作品のグッズもそんなに多くないし、売り場の規模も大きくなかった。それでも紅の豚のサウンドトラックのレコードと、ナウシカのDVDは買った。あと、テトだと思って買ったら、ラピュタに出てくるだったキツネリスのぬいぐるみも買った。
エセテトだと言って可愛がることにする。いやどっちも同じ類かもしれないが、ラピュタのタグがあった。
これでやっと肩に乗せてナウシカごっこができる。
ナウシカで欲しいのは、あの洋服だ。あでも、紅の豚でフィオが飛行機に乗って着てたやつがいいな。帽子もよかった。

そして、外に併設されてるカフェに入った大陸横断飛行というところ。スタッフの人が被ってる帽子がかっこよかった。グッズ販売はしてなかった。したらいいのにな。おやつもご飯系もほぼ売り切れに近い時間帯だった。アップルシナモンピザを食べた。
ここでもジブリっぽさはない。キキが食べてたホットケーキとかはなかった。


この写真、カメラと電球の反射で、おかしなところに色がついてるねん

休憩終えて、残り時間に再度企画展示室に向かう。中央展示室はまだ入るのに並んでる人がいた。なかなか人の流れが悪いみたいだ。
さっきは並んでた、カルチェラタンの哲学研究会が全く並んでなくて写真撮っておいた。

企画展示室の草壁家の台所もタイガーモス号の台所も楽しかった。
コクリコ坂の台所のような家がいいなぁと思った。

5時に閉館するのも健康的でいい。
帰りにお腹が空いて、長島PAで伊勢うどん。久しぶりで美味しかった。
草津インターで目的のミャクミャクのぬいぐるみを買った。
高速降りる時に、スリップしたのか、前方2台前の軽トラが180度回転して止まってる瞬間に出くわして怖かった。夫さんに途中で運転変わってもらっててよかった。自分だったら対応できない急ブレーキが必要だった。前の車もぶつかってなかった。車間距離大事。

家に帰ったら、留守番の度に粗相する猫が今回はしてなくて、旅行中ペットカメラで確認もしたけど結構寝てたっぽいから、成長を感じた。

紅の豚のパンフの裏表紙は当時のJALの広告でNOKKOが写ってたん嬉しい。

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