偏差値3
ここはM治大学開脚学部。
「神は死んだ。俺が殺した・・・」
俺がそう呟きながら廊下を歩いていると、向こうからたいにぼが歩いてきた。
「 一年坊のくせに生意気な態度だな、じーたァ?」
やれやれ、絡まれてしまった。たいにぼは2年上の先輩で、何をするか分からない変人として有名である。本人も自分が何をしているか分からないらしい。
視線を戻すと、彼我の距離は1mほどに詰まっていた。
たいにぼは俺の目の前に立ち止まると、突然抜刀。
「た、たいにぼ先輩!? オイオイ刀はオイオイダメだろオイオイ!!」
「問答無用ダァア・・・! お前にゃここで死んでもらうゼェ?」
たいにぼは、刀を「レロォ・・・ッ」と舌で舐め回した。舌から溢れんばかりの血が流れる。
たいにぼは、その場にうずくまった。
ーー保健室に到着した。
「ほら、ここに寝てください」
たいにぼは大人しくベッドに寝そべった。
それにしても、出血がひどい。これは、止血剤を投与する必要がある。
「止血剤を入れます。パンツを下ろして尻を突き出してください」
俺が甘く囁くと、たいにぼは潤んだ瞳で俺を見た。
「ダメだ。俺の言うことを聞け」
耳を甘噛みすると、たいにぼは喘ぎ、震える手でパンツを下した。
俺はその中身を恐る恐る覗き込む。形のいい深淵だ。どこまでも続いているように真っ黒。この中には、無限の世界が広がっているんじゃないだろうか。
「いくよ、挿れるよ・・・?」
「う、うん・・・」
先端がトロトロになったソレを、たいにぼの穴にゆっくりとあてがう。ジュクジュクになった結合部は、ソレの侵入を容易にさせていた。
「ダメだろ、たいにぼ。穴の防犯、しっかりしなきゃ。SECOM入ってる?」
「う、うぅ・・・!!」
ドロドロになったところで、俺はソレを一気に挿入した!
「あ、ぁ、ANARU入ってるぅぅぅぅぅううううう!!!!」
穴の中は、無限に広がっていた。どこまでも続く大地に、満点の星空。
隣を見れば、たいにぼが目をキラキラさせて夜空を見上げていた。
「綺麗だな・・・」
俺たちは、これからも、この世界で生きていく。
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