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【卒業生の今】ベンチャー企業での営業職で力をつけ、将来鳥取の温泉街の活気を取り戻したい! ~S.Yさん~

こんにちは、インターン生のゆうやです!

今回は、大学生向け奨学金プログラム(スカラーシッププログラム)に2019年度生として活動に参加していたS.Yさんにインタビューしました!

人を温かく包み込むような雰囲気を持つS.Yさん。僕にとって、2年間お世話になった尊敬する先輩でもあります!

今回インタビューをして、現在どんなことに取り組んでいること、ビヨンドトゥモローへの思いについて聞くことができました!

最後のメッセージは、インタビューをしている僕自身にも強く響くものでした…!

ぜひ最後まで目をお通しください✨


1.プロフィール

S.Yさん (23)
【ビヨンドトゥモロー参加年度】
・2019年度ジャパン未来スカラーシップ・プログラム
・2020年度・2021年度フェローシップ・プログラム
・2022年度インターン

ジャパン未来スカラーシップ・プログラム・・・親との死別・離別や虐待などの社会的困難を経験した大学1年生に返済不要の奨学金50万円と1年間の人材育成プログラムを提供するもの。通称「スカラー」。

2.現在取り組んでいること


ービヨンドトゥモローを卒業して、現在取り組んでいることについて教えてください!

実は、4月に入社した会社はすぐにやめていて、これまでフリーターとして営業の契約社員として働いていました。

商談機会がある営業職に就きたいと考え企業を選んだのですが、テレアポとして勤める研修期間が長く、研修期間が終わったあとも本当に自分がやりたかったことができないと悟ったんです。自分がちゃんと就職活動できていなかったのも悪いのですが(笑)。

会社をやめて、改めて自分の過去と向き合ったり、将来自分が何をやりたいのか考える時間をしっかりつくることができました。

そして将来的に、「祖父母の住む鳥取にある温泉街の活気をとり戻したい」と思ったんです。僕自身も生まれは鳥取で、毎年1,2回祖父母の家に行っていました。この先人口も少なくなっていく中、なじみ深い自分の好きな鳥取の温泉街の活気を取り戻すことが自分のやりたいことだと感じました。

そして11月から新しくベンチャー企業に勤めることになりました。
営業職で、提案力であったり課題を発見・解決する能力であったり、自分が必要とする力を身に付けていき、将来の鳥取での活動に活かしていきたいと思います!

3.ビヨンドトゥモローでの気づき


2019年度にスカラーシッププログラムに参加


ービヨンドトゥモローでの気づきはどのようなものでしたか?

最初は周りについていくのに必死でした。大学生奨学生として参加した当時、自分は専門学生なのに対して周りの人は有名な大学に通っており物怖じしていた部分もあったと思います。

ですがビヨンドトゥモローに来ていなかったら交わっていなかったであろう人が多く、新しい視点を得ることができました。

そして自分の中での大きな気づきは、ジャパン未来リーダーズサミットでした。

それまではかなり受け身な姿勢でプログラムに臨んでしまっていましたが、自分がチームのリーダーとなったサミットでは、議論をどう進めるか深く考え、チーム内で考えのずれができたときも、親身になってメンバーと向き合うことができました。

その経験があったからこそ、リーダーとして大きく成長できたと感じています。

ジャパン未来リーダーズサミット・・・ビヨンドトゥモローが東京で秋ごろに開催する2泊3日の対面プログラムイベント。全国から社会的な困難を抱えた高校生・大学生が集まり、自分たちにできる社会課題へのアクションを発表する。交通費や宿泊費などの参加に関わる費用はビヨンドトゥモローが全て負担する。通称「サミット」。

ビヨンドトゥモローの活動で印象に残ったこと


ービヨンドトゥモローで印象に残ったことは何ですか?

印象に残っていることが多すぎて、あれもこれも話していたら二時間ぐらいになっちゃいそうです(笑)。

ビヨンドトゥモローは、自分自身と向き合っている人がとても多い場所だと思います。「否定から入らない」というビヨンドトゥモローの精神がとても居心地の良いものでした。また、将来について真剣に考えている仲間も多く、大きな刺激を得ることができました。

そして海外プログラムでアメリカ合衆国に行ったことも強く印象に残ったことでした。

実を言うと、海外プログラムが始まる前まで、なんとなく行きたくないというか、海外に行くこと自体にそれほど大きな興味がありませんでした。海外に行って価値観が変わるなんて本当なのか、と斜に構えてしまっていた部分もありました。

しかし、実際にアメリカにいって現地の人々の多様性に大変驚かされました。肌の色も考え方も皆違うけれど、同じ人間なのだということは変わりがない、という学びを海外プログラムを通して得ることができました。

インターン生として対面プログラムで活躍する様子

4.高校生へのメッセージ


ー最後に、高校生へ一言メッセージをお願いします!

自分に対して言うことも多いのですが、「最後まであきらめずにやりきること」を大事にしてほしいと思います。自分が思っているよりも辛いことがこの先何回もあると思うのですが、そのときに逃げ癖をつけず、最初に決めたことは最後までやりきってほしいです。

今やっていることに関して無駄なことは一個もないと思っていて、無駄だと思っていたことも後から活きてくることが多いと実感することがよくあります。

だから、たとえ今やりたいことが見つかっていなかったとしても、とりあえず純粋に目の前のことに取り組んでほしいです。

そして一人で抱え込まずに人に頼るということも大事にしてください。小さな悩みでも人に伝えることで背負っているものが軽くなり、人生が楽しくなると思います!

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